本の言葉と自分の生き方を検証する

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  ひよこクラブで読んでいる6冊の本の中のひとつ、稲盛和夫氏の「生き方」です。何度も何度も読んでいます。本は、10冊読んで、これ!っていう本に1冊出合えたらいいほうです。でも、出会えたら何度も読まなければ自分の体にしみこんでこない。また、何度も読むことによって、自分を検証できるし、自分の成長・衰退が確認できます。
 今日は、p44~p50の「現実になる姿が「カラーで」見えているか」と「すみずみまでイメージできれば実現できる」です。
 

p44
・・・・何度も何度も達成への過程を模擬演習し、うまくいかない部分は棋譜を描いては消すように、プランをそのつど練り直してみる。
 そうやって思い、練っていくことをしつように繰り返していると、成功への道筋があたかも一度通った道であるかのように「見えて」きます。最初は夢でしかなかったものがしだいに現実に近づき、やがて夢と現実の境目がなくなって、すでに実現したことであるかのうように、その達成した状態、完成した形が頭の中に、あるいは目の前に思い描けるようになるのです。

・・・・・(略)・・・・・

 逆にいえば、そういう完成形がくっきりと見えるようになるまで、事前に物事を強く思い、深く考え、真剣に取り組まなくては、創造的な仕事や人生での成功はおぼつかないということです。

p47
 「もう、これ以上のものはない」と確信できるものが完成するまで努力を惜しまない。それが創造という高い山の頂上を目指す人間にとって非常に大事なことであり、義務ですらあるのです。

p50
 すみずみまで明瞭にイメージできたことは間違いなく成就するのです。すなわち見えるものはできるし、見えないものはできない。したがって、こうありたいと願ったなら、あとはすさまじいばかりの強さでその思いを凝縮して、強烈な願望へと高め、成功のイメージが克明に目の前に「見える」ところまでもっていくことが大切になってきます。

【所感】
 渡辺美樹氏も同じように「カラーでイメージできたことは全部成就する」と言っています。私は、まだこのレベルではありません(とうぜん)。これができるようになることが、この1~3年の人生目標です。毎朝の瞑想で訓練しています。一秒でも早くこれができるようになる。絶対に。
 クライアントが成長している姿、ガソリンスタンド大学校の姿、すべてこれができるようになる。瞑想はいま私の最も大切なルーティンです(朝のおつとめ21か条に入っています)。

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このページは、宝徳 健が2007年3月 2日 06:31に書いたブログ記事です。

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