かかわる(6月20日の日誌)

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   ルーティンは完結です。握手は、40回。累計、2611回。
 コンサルをしていて、最も気になることが「人の力」です。知識や技能ではなく、まず弱い!すぐにくじける人がとてもたくさんいます。そういう人に限って、知識や技能に走ったり、他人や環境の責任にします。また、感謝の気持ちが希薄です。
 これは、現代の人と人とのかかわりの薄さに起因します。
   裕福な時代に育った私たちは、人から何かを与えられなくても、生きることができています。ですから、人から何かを与えられても、感謝の念を抱く感覚 が希薄になっています。自分が感謝の念を持たないため、人に何かをしてあげても、喜ばないだろうと勝手に解釈し、かかわることをしなくなります。かかわる としたら、趣味とか利害関係の無いところのみです。

 かかわりがない社会では、人に無関心になりますので、一体感が出てこない。「一体感」=「大人」です。大人とは人に良い影響を与えることが出来る 人です。知識や技能に優れている人ではありません。この社会のベースになるところを早くつくらないと日本はとんでもない国になってしまいます。
 日本人が忘れ去った日本固有の精神文化「武士道」。「鍛え上げたおのれの力をお互いに使い合う」。弱い人間が傷のなめあいで支えあう構図とは違います。  この武士道の精神が、前にもこのブログで紹介した「亡自利他」です。そして、この「利他」という武士道の精神が「一体感」をつくることになります。とて も強い人とのかかわりです。「一体感」を作れる人間が「大人」。大人=仁。仁は「人がふたり」と書きます。つまり、人と人とがかかわっている姿を現してい る字です。
 まずは職場から「仁」。「亡他利自」にならないように。

【昨日の私】
朝ごはん:野菜ジュース
昼ごはん:ラーメン・焼き飯・餃子
夜ごはん:コンビニのおにぎり二個

ある会社の拠点巡回と営業会議を行いました。みんな、かかわりをもっと。自分の都合を優先した職場にしないこと。自己流が最も危険です。勝手流・わがまま流ともいいます。

【今日の私】
 会議とGさんIWさんとの打ち合わせ。楽しみ。

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このページは、宝徳 健が2007年6月21日 06:49に書いたブログ記事です。

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