どの解説よりもわかりやすい大祓詞

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   私は、この大祓の最初に出てくる、日本の国の別名「豊葦原の水穂の国(とよあしはらのみずほのくに)」という言葉が大好きです。日本は、なぜ平和国家なのか。この事実を知るだけでも、先の戦争が侵略戦争などではなかったことがはっきりとわかります。つまり、あの戦争が侵略戦争などと言っている国民は、日本の国のことをまったく勉強せず知らない人なのです。だから、総理大臣が正しいことを言っても言論の自由の無い国からの攻撃から守ってあげられない国民なのです。
   日本は、稲作を国家の基本としました。稲作は、相手を侵略するのではなく、相手と協働しないと穂を実らすことはできません。稲穂を分けるときも、互譲互助の精神が必要です。実るほど頭をたれる稲穂かなです。

 狩猟民族は、相手のものを奪おうとします。ですから、欧州の王室は征服者が成り立ちです。家畜民族は、相手がいたら自分が食べるものがなくなります。だから、殺します。今がどうこうではなく、国家の成り立ちを言っています。砂漠の民族は勉強していないからわかりません。

 はっきりいえることは、我が日本は平和を愛する国家であるということです。ですから、クリスマスを祝い、仏教行事を行っています。海外から受け入れたものを、延々と行事として守りきっている皇室が存在してくれています。

 大祓詞、是非、知ってください。日本人がどうやってなりたったかです。

【本文】
高天原(たかまのはら)に神(かむ)留(づま)り坐(ま)す 皇親神漏岐(すめらがむつかむろぎ) 神漏美(かむろみ)の命以(みことも)ちて 八百萬神等(やほよろづのかみたち)を神集(かむつど)へに集(つど)へ賜(たま)ひ 神議(かむはか)りに議(はか)り賜(たま)ひて 我(あ)が皇御孫命(すめみまのみこと)は 豊葦原水穂國(とよあしはらのみづほのくに)を 安國(やすくに)と平(たひら)けく知(し)ろし食(め)せと 事依(ことよ)さし奉(まつ)りき

【意味】
 天上の神様たちのお国にいらっしゃいます皇祖神の仰せによって、数多くの神々を一人も残さずお集めになり、御協議なさって皇御孫命(すめみまのみこと)・瓊々岐命(ににぎのみこと)は、豊葦原の水穂の国・日本の国を安穏で平和な国として無事に統治なさるようにと御委託されました。

【解説】
 このブログの「どのほんよりもわかりやすい古事記」をあわせて読んでいただくとよくご理解いただけます。ニニギノミコトは、天照大神の孫です。天の孫が降り立ったので、「天孫降臨」です。この言葉さえしらない日本人が多いのですが・・・。

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このページは、宝徳 健が2007年6月12日 01:55に書いたブログ記事です。

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