啐啄同時の機(7月8日の日誌)

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   昨日のルーティンは完結。握手は3回。累計、2953回。
 本というのは実に素晴らしい。他の人の生き方を疑似体験できる。他の人が膨大な時間をかけて学んだことを一瞬にして知ることができる。昨日「なるように なる」というタイトルで日誌を書きましたが、そのことが書いてある後半部分に出ていた言葉が「啐啄(そったく)同時の機」でした。この言葉には心を打たれ ました。私たちコンサルタント、経営者、上司、親が知っておきたい言葉です。もちろん、それを受けとめる、会社、部下、子供も。
   意味は、「鳥が卵を孵(かえ)すとき、生まれでようとするその一瞬の機をとらえて、卵の中の雛が内側から殻を啐(つつ)き、外側から親鳥が同じ場所 を啐(つつ)いたとき殻が割れて、健全な雛が生まれ出る」という寓話だそうです。もともとは禅の言葉であり、禅の師匠が、その弟子に禅の心を教え尽くした か、弟子はその教えを充分に学び取ったかという修行のあり方の一つとして教えているものであるといわれています。
 私たちコンサルタントと企業、経営者と社員、上司と部下、親と子、教師と生徒等でお互いがこの啐啄の機を考えるなら、そこには素晴らしい関係と集団ができあがるでしょう。知識やスキルだけではなく、この啐啄の機がわかる人材育成が今後ますます求められてくるでしょう。

【昨日の私】
朝ごはん:静岡で買ってきたしらすをご飯にのせて、ハムエッグと一緒に食べました。
昼ごはん:回転すし
夜ごはん:知人とその息子さんと一緒に焼肉。ここの焼肉屋さんはおいしい。そして楽しかった。

岐阜事務所で1日仕事しました。こういうゆっくり仕事できる時間は大切だなぁ。

【今日の私】
 午前中、岐阜事務所と歯医者。午後からIWさんの会社に行きます。

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このページは、宝徳 健が2007年7月 9日 05:14に書いたブログ記事です。

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