どの解説よりもわかりやすい大祓詞

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  信じられないことですが、この大祓詞の内容を未だに実践していただいている皇室を私たち日本国民は有しています(失礼な表現ですが)。よかったかわるかっ たかは別の議論として、アフガニスタンやイラクのあの戦後の惨状をご覧ください。彼らには、国家の支柱となるものがないのです。あの惨状をみると宗教に限 界がありことが明白です。神道は宗教ではありません。私たち日本国民そのものです。
 大東亜戦争後、日本は復興を成し遂げました。ある有名な米国人が明言しています。「日本の戦後の復興は天皇がいたからだ」と。気づいていないのは、私たち日本人です。
 大祓詞は、読めば読むほど味があります。では、続きです。

此(か)く宣(の)らば 天(あま)つ神(かみ)は天(あめ)の磐門を押し披きて 天(あめ)の八重雲(やへぐも)を伊頭(いつ)の千別(ちわ)きに千別(ちわ)きて 聞(き)こし食(め)さむ 國(くに)つ神(かみ)は高山(たかやま)の末(すえ) 低(ひき)山(やま)の末(すえ)に上り坐(ま)して 高山(たかやま)の伊(い) 褒(ほ)理(り)低(ひき)山(やま)の伊褒理(いほり)を掻(か)き別(わ)けて聞(き)こし食(め)さむ 此(か)く聞(き)こし食(め)してば 罪(つみ)と云(い)ふ罪(つみ)は在(あ)らじと 科戸(しなど)の風(かぜ)の天(あめ)の八重雲(やへぐも)を吹(ふ)き放(はな)つ事(こと)の如(ごと)く 朝(あした)の 御(み)霧(ぎり)夕(ゆうべ)の御霧(みぎり)を 朝風夕風(あさかぜゆうかぜ)の吹(ふ)き掃(はら)ふ事(こと)の如(ごと)く 大津辺(おほつべ)に居(お)る大船(おほふね)を 舳解(へと)き放(はな)ち 艪解(ともと)き放(はな)ちて 大海原(おほうなばら)に押(お)し放(はな)つ事(こと)の如(ごと)く 彼方(をちかた)の繁木(しげき)が本(もと)を 焼鎌(やきがま)の敏(と)鎌(がま)以(も)ちて 打(う)ち掃(はら)ふ事(こと)の如(ごと)く遺(のこ)る罪(つみ)は在(あ)らじと 祓(はら)へ給(たま)ひ清(きよ)め給(たま)ふ事(こと)を


 このように祓いの祝詞を申し唱えられるならば、天つ神は天上の宮殿の堅く閉ざされた御門をお開きになり、空に幾重にもたなびき、音声の妨げになる雲を盛 んな御威勢で押し分けて、お聞きくださるでしょう。国つ神は高い山や低い山の頂上にお登りになられて、山々に立ちこめる靄(もや)や煙をかき払ってお聞き くだされるでしょう。
 このようにお聞きくださいましたならば(天下四方の国には)罪という罪は一切きれいに無くなってしまうでしょう。それは恰(あたか)も 風が空に幾重にも重なっている雲を吹き散らすように、また朝夕たちこめる霧や靄(もや)を、朝夕の風が吹き掃うように、また 港に泊まっている大船を繋ぎ留めた舳先(へさき)や艫(とも)の綱を解き放って大海に押しやるように、また彼方(かなた)に繁っている木の根元を、焼いて 鍛えた鋭利な鎌で残すところなく薙(な)ぎ掃うように、跡に漏れ残る罪は一切あるまいと祓い清められるでしょう。

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このページは、宝徳 健が2007年7月10日 01:50に書いたブログ記事です。

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