和歌

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 万葉集、大伴家持の歌を紹介します。

 ぬばたまの 夢にはもとな 相見れど 直(ただ)にあらねば 恋止まずけり
「ゆめではしきりに逢うことができたけれど、直に逢ってはいないから、恋しさが止まらない」


 家持はこの頃、五月に出張で奈良に行くことが決まりました。それで、都に残してきた妻が恋しくなったようです。「恋ふ」とは、すぐに逢えない相手を思うことでした。

 では、拙首です。

 雪がまじり 桜花咲き 梅残る なんとも言えぬ 天のいたずら

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このページは、宝徳 健が2010年3月25日 05:49に書いたブログ記事です。

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