和歌

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 大伴家持の人生を振り返りながら、万葉人の頃の世の中を振り返っています。
 さて、恋多き家持ですが、仕事の方も精力的にこなします。

 立山に 振り置ける雪を 常夏に 見れども飽かず 神(かむ)からならし
(立山に降り積もっている雪を夏中見ても飽きない。山の神のせいだなかぁ)

 家持は越中の国を愛します。肥沃な砺波平野からは十分な収穫があり、それを中央政府に奉納できたことで、朝廷からも橘氏からも、おぼえめでたく、家持はますます張り切って仕事をします。当時は能登半島ぐらいまで越中だったので、そこまでも足をのばしました。その視察の最中に、どこに行っても、雄々しくそびえる立山連峰に畏敬の念を抱いたときの歌です。

 政治、歌、学問、女性問題にしろ、精勤し、節度を保ち、誰からも尊敬される存在になっていきました。実際に富山県の人の大伴家持に対する尊敬の念は、今でもすごいものがあるそうです。

 さて、拙首です。

 窓の外に ふと目を向けて 朝を知る 今日の一日 いかにかあらむ
 

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このページは、宝徳 健が2010年4月22日 07:24に書いたブログ記事です。

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