ジーン・ワルツ(1月26日の日誌)

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 この日誌は右のカテゴリー「ひよこクラブ」と「SOEおすすめの本」に格納されています。

 ジーン・ワルツという小説を読みました。

 小説を読むのは、それも、歴史以外の小説を読むのは久しぶりです。山崎豊子さんの「運命の人」以来でしょうか。

 この小説を原作にして、菅野美穂さんが主演の映画が上映されるそうです。いいですね。彼女は、とっても人間味があるし、何より、この小説を読んでいて、菅野美穂さんが演じる主役がぴったりと当てはまりそして、イメージできながら読めました。

 優秀な産婦人科医が主役。描かれている場は、恐らく東京大学医学部。体外受精、代理母という問題を通して、現代の少子化の問題点、無能な厚生労働省のあり方、地域医療が崩壊しつつあることなど、現代医学や世相が抱える問題点が見事に描かれています。

 海堂尊(かいどうたける)氏が著者です。新潮文庫。新潮文庫はよい本を出しますね。左翼で、自分たちの都合で加筆したり大切な部分を削ったりする岩波書店とは、まったく違います。

 先日も書きましたが、日本は支那からいろいろなものを取り入れました。古典などもそうです。そして、支那と違うことは、それを実践し発展させたということです。節操なく取り入れたのではありません。漢字などは、自国文化に合うまで本格的には導入しませんでした。漢字が導入されてから広がるまで500年がかかっています。漢字は表現力に乏しく、日本の豊かな感性を表現しきれませんでした。ひらがなが出てから漢字が本格的に導入されました。

 決して導入しなかったものが4つ(前は3つと言いましたがもうひとつありました)。纏足(てんそく:女性の足を縛って小さくするもの)、宦官、科挙、あれっ、もうひとつなんだっけ。ど忘れした。思い出したら書きます。

 それが、明治政府になって、科挙を導入してしまったのです。高等文官試験です。現代の国家公務員上級職試験です。人間性はまったく関係なく、知識でよい点数を取るものが偉いという官僚世界が出来てしまいました。官僚そのものを否定するなどという民主党のようなお馬鹿なことは申し上げませんが、日本の国をだめにしてしまった大きな原因です。それでも、明治初期などはまだ江戸の教育が生きていたのでよかったのですが、昭和になってまた、戦後、この官僚制度が大いに機能し始めました。

 厚生労働行政もその最たるものです。とっても面白くためになる本です。「面白い」と「ためになる」が同居する本はなかなかありません。是非、お読みください。

昨日の行動検証】

朝ご飯:ココイチの朝カレー 600キロカロリー?
昼ご飯:事務所の近くに出来たトルコ料理の店からケバブサンドを買って食べました 600キロカロリー?
晩ご飯:野菜とシーフードの煮たの、ご飯、味噌汁、納豆、もずく 800キロカロリーぐらい

Ⅰ 行動検証

宝徳、昨日あなたはどのような目標を決めましたか? 
1.宝徳、あなたは今日どのような目標を達成しますか?(含む期日目標)
 細かい仕事がたくさんあるので、片付けて、いろいろな人に連絡をして、メインでKWMさんの準備をします(期日はこの1つ)。今日、終わらないかもしれませんが、一年単位の変形労働時間制について情報収集します。手紙を書いて本は1冊よみます。CFPの問題を一問解きます。

 
その結果はどうでしたか?
  夜、本を読んでいたら寝てしまいました。手紙と勉強ができませんでした。KWMさんの準備はもう少し。午前中に仕上げます。変形労働時間制の情報はたくさん収集できましたが、集めるほどにわけがわからなくなる。結局、労働基準監督署は、一年単位変形労働時間制はやるなということか。細かい仕事は全部片付けました。目が回った。

もっとどうすればよかったと考えますか? 昨日の検証を今日、どう活かしていきますか?
 昨日というより、細かい仕事をもっといつもチョコチョコやればいい。

  
1. ルーティン 14個(338/416 81.3%)
①私は毎朝、自分及び関わる人、会社を、自分の状態と捉え浄化良いことも悪いことも)、過去形で望みを言い、その後お礼を言います。
②私は毎朝、家族を浄化し、過去形で望みを言い、その後お礼を言います。
③私は毎朝、社員及び会社を浄化し、過去形で望みを言い、その後お礼を言います。
④私は毎朝、般若心経・大祓詞・教育勅語を唱和します。
⑤私は毎朝、心構え試験 中級論語編の一章を暗唱します。
⑥私は毎朝、大学を一文ずつ暗唱していきます。
⑦私は毎朝、筆ペン習字、将棋の問題一問をやります。
⑧私は毎朝、神棚を拝礼し皇居と宗像大社を遥拝します。
⑨私は毎日、手紙を1通以上出します。
⑩私は毎日、ブログを1通以上3通以内書きます。
⑪私は毎日、後片付けの時間を10分以上とります。
⑫私は毎日、勉強を10分以上します。
⑬私は毎日、読書を 10分以上します。
⑭私は毎日、その日の仕事の次回方針を立ててから寝ます。
⑮私は毎日、和歌を一首つくります。
⑯私は毎朝、手帳を見てその日をイメージします。

2.期日目標(24/33 72.7」%)
 
3. 年間行動目標 (今年残り 339日) 日誌の一番最後の「読んだ本」にそれぞれの本の評価をつけています。  
① 読書 目標200冊 現在24冊 残り176冊   
②手紙 目標3600通 現在178通 残り3422通(残り10.1通/日)  1月178通   
③勉強 目標300時間 現在5時間 残り296時間 1月5時間  

Ⅱ昨日の自分のベスト10
①細かい仕事がたくさんできた
②仕事をよくサポートしてくれる
③HYMさんからメールをいただいた
④IWIさんからメールをいただいた
⑤IWさんからメールをいただいた
⑥エクスチェンジのみんなからメールをいただいた
⑦YTJと話せた
⑧子供とたくさん話せた。大きくなってもなんでこんなにかわいいんだろう。
⑨KBYさんが事務所を訪ねてきてくれた
⑩新しいお店を見つけた

Ⅲ 昨日5回笑ったこと
①たくさんの人と電話で話しながら
②いただいたメールを読みながら
③YTJを話しながら
④MMくんからいただいたメールをみながら

Ⅳ 昨日5回感動したこと
①本を読みながら
②和歌を詠みながら
③福岡県議会議員に今度の統一地方選挙で立候補する甥のHPをみながら

⑤ 

Ⅴ昨日感謝したこと
①たくさんの方々からメールと電話をいただいた
②仕事をよくサポートしてくれる
③子供がたくさん話してくれた

【今日の私】

Ⅰ 生きるテーマ
 浄化することにより、慎独、事上磨錬という生き方を実践しつづける

Ⅱ 今日の行動予定(セルフコーチング) 
1.宝徳、あなたは今日どのような目標を達成しますか?(含む期日目標)
 午前中はKWMさん準備。これ一本。午後はKWMさんに行きます。夜遅くまでになるので、今日の目標はこれだけです。

2.その目標は多くありませんか?
 多くありませんが、質の高いものをつくります。

3.その目的は何ですか?
 KWMさんの体制整備をするためです。

4.宝徳、あなたがその目的と目標を達成するために、どんなことが障害となると思いますか?
 電話や訪問があったときです。一切シャットダウンします。

5.宝徳、あなたがその目的と目標を達成するために、何と何を活用しますか?
 準備完了

5.宝徳、その目的と目標を達成するために決意とスケジュールはどのように考えますか?
0500 起床 
0500-0700 ルーティン
0700-0800 移動
0800-1200 KWMさん準備
1200-1300 移動&読書
1300-1500 KWMさん経営陣との会議
1300-1700 KWMさん就業規則および給与体系打ち合わせ

1700-1800 休憩

1800-1900 売掛会議

1900-2000 夕食&移動
2000-2130 SMDSS会議
2130-2230 移動&読書 家へ
2230-2300 風呂

2300 就寝

「ありがとう、ごめんなさい、許してください。愛しています(ホ・オポノポノ)」  

Ⅲ  年間行動目標 今日目標
①読書 目標200冊  現在24冊 今日1冊
②手紙 目標3600通  現在178通  今日0通
③勉強 目標300時間 現在5時間  今日1時間

※読んだ本

☆絶対に読んでください ◎是非読んでください ○興味があれば読んでください △読まないほうがいいかも ×絶対に読まないでください ■専門誌です

 「炎の陽明学 矢吹邦彦著 明徳出版社☆」「ローマ人の物語 悪名高き皇帝たち 一 17 塩野七生 新潮文庫○」 「ローマ人の物語 悪名高き皇帝たち 二 18 塩野七生 新潮文庫○」 「企業再生事例集■」「企業承継事例集■」 「スピード読書術 宇都出雅巳著 東洋経済新報社◎」 「偉人リンカーンは奴隷好き 高山正之 新潮社◎」 「サダム・フセインは偉かった 高山正之著 新潮社◎」「中国の経済専門家たちが語る ほんとうに危ない! 中国経済 石平著 海竜社○」 「ジョージ・ブッシュが日本を救った 高山正之著 新潮社◎」「小さな人生論③ 致知出版社☆」「アイスブレイク入門 今村光章 解放出版社×」 「本調子 読書普及協会 総合法令☆」「日本の遺伝子を変える 濤川栄太著 ヒューマンアソシエイツ○」「オバマ大統領は黒人か 高山正之 新潮社◎」「老いの才覚 曽野綾子 ベスト新書☆」 「ローマ人の物語 悪名高き皇帝たち 三 19 塩野七生著 新潮文庫○」「言志四録 (一) 佐藤一斎著 講談社学術文庫○」「月刊致知二月号☆」「スーチー女史は善人か 高山正之著 新潮社◎」「ローマ人の物語 悪名高き皇帝たち 四 20 塩野七生著 新潮文庫」「私はなぜ「中国」を捨てたのか 石平著 WAC◎」「ジーン・ワルツ 海堂尊著 新潮文庫☆」「いつまでも経済がわからない日本人 三橋貴明著 徳間書店◎」 現在24冊

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このページは、宝徳 健が2011年1月27日 06:02に書いたブログ記事です。

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