和歌

| コメント(0) | トラックバック(0)

 このシリーズは、右のカテゴリー「和歌」に格納されています。

 しばらく、道元の和歌を紹介していきます。

 春は花 夏ほととぎす 秋は月 冬雪さえて すずしかりけり

 日本の心情を詠んだきれいな歌ですね。

 道元の著書「正法眼蔵」はとても難解な読み物です。でも、道元の和歌はとても素敵です。心がほっとします。道元を知らない? 曹洞宗の始祖です。

 川端康成氏は、道元の歌を心の支えにしていました。1968年、ノーベル文学賞を授与された直後、川端氏は、ストックホルムで「美しい日本の私」と題する受賞記念講演を行いました。そのとき、川端氏がその講演の冒頭で紹介したのが、今日の道元の和歌です。

 さすがですね。左翼作家で、人を陥れ、自分の行ったことに責任も取らない、大江健三郎なんかとは、レベルが違います。

 とても素敵なので、道元の和歌を少しずつ紹介しますね。

 では、拙首です。

 寒波来て 天候悪き この日なれど 努力の結果を 結べよ若人(わこうど)

 今日は、センター試験ですね。みんな、がんばれ!

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://www.soepark.jp/mot/mt/mt-tb.cgi/1989

コメントする

月別 アーカイブ

Powered by Movable Type 4.261

このブログ記事について

このページは、宝徳 健が2011年1月15日 07:19に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「和歌」です。

次のブログ記事は「カウンセリングの技法」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。