成文法と不文法

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 私は法律家ではないので、間違っているかもしれませんが・・・・
 中学生だったかなあ、高校生だったかなあ。アメリカとかドイツの憲法は成文法で、イギリスの憲法は不文法だって習ったことがありました。

「いったい、憲法というものが、文章がなくても成り立つものなのか」と不思議でなりませんでした。学校の先生に質問しましたがお茶を濁されました。

 学校の先生が答えられない理由が最近はっきりとわかりました。

 憲法は英語で「Constitution」です。この言葉の語源は「体質」です。つまり、国の体質「国体」を意味します。イギリスは長い歴史の中で、国家の理念が確立しているから国体をわざわざ文章に表す必要がないのです。アメリカは、世界最初の成文憲法を作ったとかいばっていますが、歴史がないので、文章で表さないと国が成り立たないのですね。

 と考えると、今の日本国憲法は「Constitution」とは呼べないですね。まったく。日本の国体をまったく表していないからです。

「政府の行為によって再び戦争の惨禍が起ることのないやうにすること」とあります。お前たち、日本国民が選んだ政府は悪いやつらだからしっかりと見張れよとなっています。矛盾だらけ。ここに朝日新聞や毎日新聞の赤い新聞がつけこみます。

「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した」
つまり、世界のあらゆる国は正しい国なので、その国に、自らの生存と安全を委ねろということです。北朝鮮や支那やロシアに自国の運命を預けられますか?北朝鮮や支那やロシアにとってこんなに都合の良い他国の憲法はないでしょうね。

あとは両性の合意のみに基づいた婚姻とか戦争放棄とか・・・(戦争を歓迎するということではありません。国際法のことを言っています)。

 日本の歴史をすべて否定しています。つまり、日本が築き上げてきた素晴らしい体質を否定しているから、「Constitution」ではないのですね。憲法変えないとこの国は子どもの代まで持ちません。

 あるアメリカ人の話です。日本人が、あるアメリカ人に「米国に押し付けられて憲法だ」と話をしたところ、そのアメリカ人は(かなりの方)、「なんだ、日本はまだあの憲法を使っているのか」と驚かれたそうです。

 情けない・・・。

 日本に成文憲法がいるとしたら。「Constitution」という本来の意味の憲法はもう既に存在します。聖徳太子の十七条憲法と教育勅語です。この二つがあれば日本は十分です。
 
 日教組である、あの学校の先生が「国体」に関して答えられないはずですね。

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このページは、宝徳 健が2011年4月17日 09:00に書いたブログ記事です。

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