海苔を食べた功績

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 仕事の合間の息抜きでひとつ書きます。

 先日、息子が昔の支那の大躍進運動について聞いてきました。

 昔、支那に毛沢東という独裁者がいました。毛沢東は、昔はモスクワ・コミンテルンという世界最大のテロ組織の下っ端でした。共産主義者の集まりです。

 でも、大東亜戦争後、まんまと旧日本軍が残していった莫大な資産や満州を手に入れ、地主たちを打ち殺し、その資産もただで手に入れ、毛沢東は欲が出てきました。もともと、支那は中華思想です。自分たちの国を「中華人民共和国」と呼んでいます。ちなみに、蒋介石も「台湾」のことを「中華民国」と呼んでいます。これは彼らが勝手にそう呼んでいるだけで、大陸は、支那、島は台湾です。歴史上「中国」という国が存在したことはありません。

 まあ、そんな中華思想の国ですから、いつまでもモスクワ・コミンテルンなんて組織にいるんじゃなく、自分たちがテロ組織の中心になりたくなりました。ソ連には、フルシチョフがいました。フルシチョフが、「15年で農業も工業もアメリカを追い越す」という、とんでもない妄想に駆られそれを宣言しました。日本のアホなメディアは絶賛しました。

 さあ、こうなると、悔しいのは毛沢東。「自分たちは5年でイギリスを追い越す」とやってしまいました。これが大躍進運動のはじまりです。

 何をやったと思います? このやり方、日本のメディアは絶賛したのですよ。なんと、「土法炉」という原始的な溶鉱炉を村々に作らせて、鉄の増産をやったのです。1958年~1960年ですから、ちょうど私が生まれた頃です。

 毛沢東は、この原始的な設備で、常識はずれのノルマを国民に課しました。でもでも、貧乏な国なので、肝心の鉄鉱石や燃料の石炭がありません。 困った国民たちは、木を切って木炭にし、スキやクワや釜を鉄くずにして炉に放り込みました。

 鉄の量は増えましたが、考えたら分かりますよね? 非生産的なこの行為でできた鉄はほとんど使い物になりません。それどころか、木を切りすぎたので、山はハゲ山になりました。農機具は全部使い物にならない鉄になったので、農業生産力が激減しました。飢えで人が何千万人も死にました。その数5000万人とも言われています。

 なんか、脱原発で自分の窮地を逃れようとしている菅とよく似ていませんか?

 まあ菅なんかどうでもいいとして、こんなことを日本のメディアは絶賛していました。絶賛した学者もいました。国民はすっかり騙されてしまいました。

 北朝鮮も、朝日新聞は「地上の楽園」と言っていました。おかげで、10万人ぐらい帰国して日本は助かりましたが、それについていった日本人妻は向こうでひどいめにあいました。メディアに騙されている日本人は、それでも、北朝鮮はいい国だと思っていました。

 さて、先日、自民党衆議院議員3人が、領土問題視察で韓国を訪れて入国を拒否されました。メディアは、徹底的に批判するべきなのに、しません。竹島を「実効支配」と書く新聞がほとんどです。竹島は「韓国の不法占拠」です。

 メディアは、稲作は朝鮮半島から日本に伝わったと書きます。日本は文化を朝鮮から取り入れたのに、植民地化したと。そんなアホな。昔、日本に来た朝鮮通信使は、日本にカナ文化があるのにびっくりして、帰ってから今のハングルに近いものをつくりました。文字も日本から伝わったのです。

 でも、自然発生的にできた文字ではなかったので、いつの間にか埋もれてしまいました。それを、日本が見つけて、朝鮮人に教育をして広げました。メディアは、日本は朝鮮を植民地にして日本語を押し付けたと言います。とんでもない、日本人がいなかったらハングルはこの世に存在しませんでした。日本語を教えたのは、日本語でないと、海外の文献を訳したり、高度な科学技術を学んだりができなかったからです。

 だって、朝鮮半島にはモノを曲げる技術さえなかったのです。つまり車輪ができなかったのです。そんな国から稲作が朝鮮半島から日本に伝わるはずがありません。稲作も日本から朝鮮半島に伝わりました。

 海苔の養殖も日本人が朝鮮人に教えました。お土産の韓国海苔も日本人がいなかったらなかったかも。それをあちらの人は「そんなことはない!過去を反省しないで自分たちを美化している」と言います。

 自民党衆議院議員が、入国を拒否されているとき、食事にビビンバを食べ、さらに海苔をお土産に買ったそうです。偉い! このユーモア。さすが稲田朋美です。

 日本人が教えて朝鮮半島で広がったものを、入国を拒否された日本人代議士が買って帰る。これほど外交的な功績はないでしょう。

 メディアは勉強して正しいことを伝えてね。

 ちなみに、大躍進運動のとき、支那政府が国民を欺くために作ったポスターです。大躍進計画には続きがあります。もっと笑えるアホな続き。共産党とはまったくアホな政府です。民主党もそうですね。

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このページは、宝徳 健が2011年8月 7日 15:05に書いたブログ記事です。

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