和歌

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 葛城古道の続きです。今日は高天彦神社について。御所(ごせ)市にあるのですね。あ~、ゆっくり休みがとれるんだったら、1週間ぐらい、この地を散策してみたいものです。どれだけ幸せでしょうか。

 高天彦神社(たかまひこ神社)は、奈良県と大阪府の県境にある金剛山の東麓、奈良県御所市高天にあります。祭神は高皇産霊尊(たかむすびのかみ)、市杵嶋姫命(いちきしまひめのかみ)、菅原道真の3柱です。高皇産霊尊は、天孫降臨の際は、高木神(たかぎのかみ)として登場します。えっ?天孫降臨を知らないって? また今度ね。日本人なら当然の如く知っていなければならない常識です。市杵嶋姫命は、天照大神の3人の娘の一人です。この3人の娘は、福岡県の宗像大社の祭神です。広島の、厳島神社は、市杵嶋がなまって厳島となりました。だから、厳島神社は、宗像大社の分社です。

 葛城と言われる地域に聳え立つ金剛山は、古くは高天山といわれていました。付近は天上の神々が住んだ高天原の伝承で、ここに素材する高天彦神社は、延喜式という最高の社格とされています。ネットで行った方々の感想を見ると、なんとも言えない感じがあるそうです。今の言葉でいうパワースポット?

 江戸時代初頭までは、ここが高天原と考えられていたそうです。いきたーい!!!!!

 万葉集の歌です。

 葛城の 高間(たかま)の草野(かやの) 早知りて 標(しめ)刺さましを 今ぞ悔しき

 標(しめ)とは縄張りです。こんな良い土地の利用権を人にとられたから悔しいという意味です。

 情緒のない和歌と思われるかもしれませんが、別の素敵な解釈をしている人もいます。

「高間の里にこんな美しい娘さんがいたことをもっと早く知っておれば命のかぎり抱きしめておくのだったなあ、残念残念今来てみるとすでに人妻になってしまっていたよ。」

 神話では天照大神の御子の天忍穂耳尊(あめのおしほみみのみこと)に、本社の御祭神の娘の栲幡千々姫命(たくはたちちひめのみこと)が嫁がれ、その間にお生れにになった瓊々杵尊(ににぎのみこと)が高天原からこの国土に降臨されます。

 その天孫降臨にあたって、国つ神の征討に赴く武士の派遣から、天孫の降臨命令まで、すべてこの神社の御祭神がお世話申し上げたのです。

 きっと、この国の国つ神である鴨族と高天原の神々が争いではなく結びついた土地なのですね。日本には皇室があります。あるからこそ、こういう歴史の確認ができます。神話がない国は、だめです。日本はその神話があるどころか、今に生きているのです。世界でこんなに素晴らしい国はありません。

 では、拙首です。

神々の 今も息づく 葛城に 飛んで生きたい 我を忘れて
 

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このページは、宝徳 健が2011年9月11日 06:06に書いたブログ記事です。

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