TPPの愚(10月30日の日誌)

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 では、アメリカは、なぜ、TPPにこんなにこだわるのでしょうか?
 メディアや、メディアに出たがる評論家が10年前に大好きな言葉がありました。「新自由主義」「自由貿易主義」です。このイデオロギーを作り出しのは、アメリカにおける、1998年頃からのITバブルと、2002年頃からの不動産バブルでした。

 アメリカは、1980年代に、製造業がほとんど海外へ移転します。今、アメリカで、テレビを作っている国内企業はありません。せいぜい残っているのが自動車産業ですが、これもガタガタになりました。国内自動車産業を復活させるために、トヨタが、いじめにいじめ抜かれました。農業や製造業は、雇用の受け皿になります。だから、国家としては絶対に大切なものです。それを、アメリカは失いました。アメリカ企業は、国益をまったく考えません。

 ウォルマートの悲劇をご存知ですか?世界最大の小売業であり、世界最大の企業です。すげえなあ、と思う人はお馬鹿さん。ウォルマートは、仕入先の企業に、どんどん、値下げを要求します。相手のことなどお構いなし。たまらなくなった、企業は、生産を海外にシフトしていきます。

 まあ、そんなこんなで、製造業がなくなってしまったアメリカで、ビル・クリントンは、ITと金融サービスでアメリカ経済を成長させようとします。

 ところが、ビル・クリントンが辞めた2001年にアメリカではITバブルが崩壊します。ここで不景気に入り、反省して製造業をもう一度呼び込めばよかったのですが、おろかなアメリカは、不景気を回避しようとして、不動産バブルを誘発させてしまったのです。それが、サブプライム問題やリーマンショックにつながります。長くなるので、つづきは明日ね。

【10月30日の食事】
朝ごはん:冷凍五目御飯
昼ごはん:なんやらかんやらコンビニ食
夜ごはん:なんやらかんやらコンビニ食

【ルーティン】

①私は毎朝、朝のおつとめをします(皇居遥拝、宗像大社遥拝、神棚拝礼):○27/30
②私は毎朝、3つの唱和をします(般若心経、教育勅語、大祓詞):○19/30
③私は毎朝、新しい暗唱を少しずつします(今は、大学と終戦の詔書を完璧に覚える):×7/30
④私は毎朝、定期クライアント先にメールします:○25/30
⑤私は毎日、手紙を1通以上書きます:○14/30
⑥私は毎日、本を5分以上読みます:○30/30
⑦私は毎日、ブログを2個以上書きます:○30/30
⑧私は毎日、仕事の書き出しをチェックします:○30/30
⑨私は毎日、予定の確認と手帳の消しこみをします:○30/30
⑩私は毎晩、三省します:○30/30
(236/300 78.7%)

【毎月やること】
 手紙 150通以上 204
 読書 10冊以上 11冊
 新規提案 10個以上 2 来月20個やります。
 士魂商才:9・10月合併号:○

【毎週やること】
 週計画・週検証(毎週土曜日近辺にやります)
10月1日:○  10月8日:○  10月15日:× 10月20日:○、10月28日:○

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このページは、宝徳 健が2011年10月31日 04:19に書いたブログ記事です。

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