士魂商才第四十六号(10月5日の日誌)

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 士魂商才第四十六号(平成二十三年九月・十月合併号)が完成しました。昨日、発送しましたので、今週中には皆様のお手元に届くと思います。五年目に入りました。

 集中して書くと二日で書けるのですが、今回は編集方法を変えたのと、仕事が重なっていたので、九月はじめから少しずつ書いていました。でも、編集方法を変えたことに自分の能力がついていかず、合併号となってしまいました。

 巻頭言だけ掲載しておきます。

【第四十六号:性命力】

 いつもお世話になっております。「士魂商才(しこんしょうさい)」の第四十六号です。第四十六号のタイトルは「性命力」とさせていただきました。「せいめいりょく」とお読みください。「生命力」ではありません。客気(かっき)という言葉もあります。客気というのは、自分の調子がいいときは、元気がいいのですが、そうでないときは、ヘナヘナとなってしまうことを言います。

 安岡正篤先生の「経世瑣言」というご著書があります。この本の中で、安岡先生は、人物の根本条件について述べられています。

「第一、に人物なるものの内容であります。内容に先ず看過することのできない根本は何か。それは吾々の活力であり、気魄であります。性命力に(之も生の字よりは性の方が宜しい。肉体のみでない、霊を持っているという意味で性命という)富んでいる、つまり神経衰弱的であってはならない、意気地がないというのではならない、根本において肉体精神を通じて活発々たる、焔々(えんえん)たる迫力を持っている、これが大切です。一体、万有一切、光といい、熱といい或いは電気といい、磁気といい、総て謂わばエネルギーの活動であり、変化です。エネルギーが旺盛でなければ森羅万象もない。吾々も根本において性命力が旺盛でなければ、迫力がなければ、活力気魄というものがなければ、善も悪も何もない。是も非もない。活力、気魄を旺盛にする、これが一番大事であります」

 国体も忘れ、戦後の誤った教育を受けてきた私たちは、何か自分に都合の悪いことがあると、すぐにヘナヘナとなってしまいます。つまり、客気です。人生において自分に都合の良い状況など、ほとんどありません。もし、都合の良いことばかりの人がいたとしたら、それは、小さな小さな世界を独りで作り出し、そこから出てこないような生き方をしている人です。人から何かを与えられるのが当たり前だという生き方もそうでしょう。

 人間がふたり以上集まれば、鬱陶しいことや不合理なことがあるのは当たり前です。何かやろうと思っても、すぐにはうまく行かないことも当たり前です。なのに、人間は、すぐに不平不満を言います。相手をやっつけようとしたり、怨んだりします。

世界で唯一、そうでない生き方を追求してきたのが、「かつての」日本の国体であり、教育であり、武士道の精神であり、日本人でした。

欧米の経済が破綻しそうになり、不埒な隣国、支那やロシアは相変わらず侵略・覇権主義です。この国難に際して、私たちは、この国の本来の素晴らしさを思い出し実践することが大切です。今回のタイトルを「性命力」とした理由です。 

今月号もお楽しみください。

感謝合掌

平成二十三年十月吉日

株式会社 経営戦略室

代表取締役 宝徳 健


【10月3日の食事】
朝ごはん:サンドイッチ、ホットドッグ、野菜ジュース
昼ごはん:駅弁
夜ごはん:駅弁

【ルーティン】
①私は毎朝、朝のおつとめをします(皇居遥拝、宗像大社遥拝、神棚拝礼):○4/5
②私は毎朝、3つの唱和をします(般若心経、教育勅語、大祓詞):○4/5
③私は毎朝、新しい暗唱を少しずつします(今は、大学と終戦の詔書を完璧に覚える):×0/5
④私は毎朝、定期クライアント先にメールします:○5/5
⑤私は毎日、手紙を1通以上書きます:×3/4
⑥私は毎日、本を5分以上読みます:○4/5
⑦私は毎日、ブログを2個以上書きます:○5/5
⑧私は毎日、仕事の書き出しをチェックします:○5/5
⑨私は毎日、予定の確認と手帳の消しこみをします:○5/5
⑩私は毎晩、三省します:○5/5
(42/50 84.0%)


【毎月やること】
 手紙 150通以上 17
 読書 10冊以上 2冊
 新規提案 10個以上 0
 士魂商才:9・10月合併号:○

【毎週やること】
 週計画・週検証(毎週土曜日近辺にやります)
10月1日:○ 

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このページは、宝徳 健が2011年10月 6日 08:27に書いたブログ記事です。

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