中小企業白書解説

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 今日は、白書に書かれている住宅エコポイントについて。
 住宅エコポイントは、環境性能の高いエコ住宅の新築やエコリフォームに対して、多様な商品・サービスに交換可能なポイントを発行する制度です。2010年3月より申請受け付けが開始されました。2010年9月および10月の経済対策において、制度を延長するとともに、エコリフォーム等も併せて設置する住宅設備(太陽熱利用システム、節水型トイレ、高断熱浴槽)にもポイント発行対象を拡充しました。

 この制度は、内窓・リフォーム用ガラスの出荷において、顕著な効果が現れました。

 産業連関分析というものがあります。どの産業のインプットを高めたら、他のどの産業にどの程度の影響が出てくるかという経済効果を検証する方法です。計量経済学の分野です。日本はこの研究がとても盛んです。政策評価を定量的にもっと国民に知らせるべきですね。

 デルレギャップが生じているときの増税や、無用の議論TPPが、日本の経済効果を押し下げることは、産業連関分析を学んだ人間には、すぐにわかります。つまり、これらの愚策を行うと、日本のデフレギャップはますます広がっていくということです。マスコミに騙されるのはやめましょう。

 ちなみに、今回、なぜ、マスコミが増税を受け入れるような世論誘導をしているかわかりますか?財務省との裏取引があるのです。消費税増税をしても、新聞代はその対象外にするから、復興や社会保障で増税を認めるような世論と作ってくれという握りができています。ひどいでしょ? 特に朝日新聞。

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このページは、宝徳 健が2011年10月10日 10:26に書いたブログ記事です。

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