和歌

| コメント(0) | トラックバック(0)
 このシリーズは右のカテゴリー「和歌」に格納されています。

 大伴安麻呂という人の、万葉集の面白い歌を紹介します。

 神木(かむき)にも 手は触るといふ うつたへに 人妻といへば 触れぬものかも
 神木にだって、うっかりさわってしまうこともあるのに、人妻だというだけでなぜ、触れてはいけないのだろうか。

 恋という概念が現代とは少し違うのですね、この頃は。そんなことよりも、人を好きになったときに、こういう表現ができた民族だったのです。ほんとうに日本は言葉の豊かな国だったのですね。

 では、拙首です。

 できるのに やってないこと 見るたびに 己の弱さ 情けなくなる

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://www.soepark.jp/mot/mt/mt-tb.cgi/2961

コメントする

月別 アーカイブ

Powered by Movable Type 4.261

このブログ記事について

このページは、宝徳 健が2011年10月16日 05:53に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「第六十二回式年遷宮④(10月13日の日誌)」です。

次のブログ記事は「第六十二回式年遷宮⑤(10月15日の日誌)」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。