TPPの愚 その20(11月24日の日誌)

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 最近、産経新聞のTPPに関する論調が違ってきましたね。やっと気づいたか。

 11月21日の産経新聞朝刊に、京都大学の佐々木啓思教授の記事が載っていました。佐々木教授といい、中西輝政教授といい、中山教授といい、今の京都大学には、綺羅星のごとく、すばらしい方がたくさんいらっしゃいます。東大よりもかなりいい。
 佐々木教授の記事を何回かに分けて紹介します。伊藤元重東大教授の記事(前掲)と比べてみてください。
「この13日に野田佳彦首相が環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)交渉参加を表明した。「参加へ向けた交渉」ではなく「交渉へ向けた参加」という曖昧なもので、TPP参加が決まるわけではなく、交渉次第では不参加はありうる、ということになっている。賛成派はいう。TPPの大きな意義は域内経済の自由化にむけたルール作りであるから、日本の国益を反映させるべくルール作りに参加すればよい。もし日本の国益に反すればTPPに参加しなければよい。そもそも、交渉の舞台にさえ上らないのは不戦敗である。
 形式論としてはその通りであろう。しかし、まさにTPPとは政治的交渉なのである。日本にそれだけの政治的交渉力や戦略性があれば苦労はしない。1985年のプラザ合意あたりから始まって、1990年代の日米構造協議やいわゆる構造改革という流れのなかで、明らかに日本はアメリカ流の個人主知的で能力主義的で金融中心の資本主義に巻き込まれていった。それが日本の「国益」になっておればよいが、誰もそうは思わないであろう。この十数年の名目成長率がほぼゼロに近いという事態をみて日本の「国益」が増進したなどというわけにはいかない」

 明日につづきます。

【11月24日の食事】
朝ごはん:冷凍エビピラフ
昼ごはん:味噌ラーメンとから揚げ
夜ごはん:おにぎり弁当

【ルーティン】 

①私は毎朝、朝のおつとめをします(皇居遥拝、宗像大社遥拝、神棚拝礼):○21/24
②私は毎朝、3つの唱和をします(般若心経、教育勅語、大祓詞):×17/24
③私は毎朝、新しい暗唱を少しずつします(今は、大学と終戦の詔書を完璧に覚える):×5/24
④私は毎朝、定期クライアント先にメールします:×17/24 一人忘れた
⑤私は毎日、手紙を1通以上書きます:○14/24
⑥私は毎日、本を5分以上読みます:○24/24

⑦私は毎日、ブログを2個以上書きます:○24/24
⑧私は毎日、仕事の書き出しをチェックします:○24/24
⑨私は毎日、予定の確認と手帳の消しこみをします:○24/24
⑩私は毎晩、三省します:○24/24
⑪私は毎日、和歌を一首以上詠みます:○13/13
⑫私は毎朝、仕事の夢を声を出して読みます:○13/13
(223/268 83.2%)

【毎月やること】
 手紙 150通以上 43
 読書 10冊以上 7冊
 新規提案 20個以上 7
 新ビジネスモデルづくり20個以上 2
 士魂商才:11月号:○
 ※一日出かける日は、を1つ、半日出かける日は、2つ、一日事務所にいる日は3つ以上の未決懸案事項をやります。:昨日たくさんしました。

【毎週やること】
 週計画・週検証(毎週土曜日近辺にやります)
11月5日:○、11月11日:○ 11月21日:○

【期日目標をひとつ】
年内に、「活学講座 安岡正篤著 致知出版社」を10回読みます。

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このページは、宝徳 健が2011年11月25日 01:46に書いたブログ記事です。

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