支那紀行 その3

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 大学の卒業旅行で親友のYTJと支那に行ったときの思い出を綴っています。

 幸運にもノースウエスト・オリエントのエコノミーがJALにファーストクラスになったところまででした。
 その後、ファーストクラスには乗ったことがないので、今のファーストクラスがどんなものかはまったくわかりません。

 TシャツにGパン、そしてビーチサンダルの私たちでも、スチュワーデスさんたちは差別をしません。さすがファーストクラス。乗ったらすぐに。

「何かお飲み物はいかがでしょうか」

 と、きれいなスチュワーデスさんが聞いてきました。メニューを見ると、普段ではとても手が出ないワインとかウイスキーとかブランデーとかがずらり! その頃は、まだ洋酒は高く、シーバースリーガルなんかも高嶺の花でした。さわったこともない、ローヤルサルートなんかもあるではないですか! 飲みまくりました。

 食事の時間になると、フルコースです。まずは、前菜。和洋中の前菜を、スチュワーデスさんがワゴンで運んで持ってきてくれます。選ぶとそれをこちらのトレーに乗せてくれます。それがメインディッシュからデザートまで続きます。食べて、一眠り。目が覚めると、「お飲み物はいかがですか」。

 学生の身にとってはもう天国のような時間でした。食べました。飲みました。このことが、香港の空港について、とんでもないことをしでかすことにつながります。つづく。

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このページは、宝徳 健が2011年11月 7日 00:33に書いたブログ記事です。

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