不安との付き合い方

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 このシリーズは右のカテゴリー「心理学」に格納されています。

 「人はなぜ不安になるのか」という点について、解説しています。人はなぜ不安になるのかというよりも、「なぜ、不安になりたがるのか」でしょうか。心配性の人にこれを言うと「冗談じゃない、不安にならないのならそれにこしたことはない」と言います。でも、深層心理で、自分が安心するために不安になるよう自らを追い込んでいるのです。

 では、不安になりたがる、次の項目です。

 あっ、そうだ、このシリーズを読んだ何人かの読者の方々から、「これ、私のことを書いていますか?」って質問されます。心配性ですね~。

 そうではなくて、書いている私自身が、「これって俺?」と思いながら書いています。多くの人に当てはまるのですね。
【自分の思考や感情を抑えるために心配する】
 合理性を重視すぎるあまり、感情に身をゆだねようとせず、自分の気持ちをきちんと処理しない人がいます。こういう人は、自分の感情を否定的な目で見ており、自分の気持ちに対して厳しすぎます。自分の感情が手におえなくなり、いつまでも引きずり、自分で自分の気持ちがわからなくなると思っているのです。

 なぜそれほど、自分の感情に対して厳しいのでしょうか。

 第一に心配性の人は「不安感受性」が強すぎるといえます。自分の不安な感情に過敏であったり、その感情を嫌悪したりする人たちです。つまり、不安感受性が強い人の場合、自分は不安やストレスがたまると、病気になるか自制が効かなくなると信じており「自分の気持ちを恐れて」います。また、女性は男性より不安感受性が強く、不安に陥りやすいのです。

 感情的にならないようにして、その代わり不安に(深層心理で)わざち陥ります。

 さて、二番目はなんでしょうか? つづく

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このページは、宝徳 健が2012年2月 9日 00:33に書いたブログ記事です。

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