不安との付き合い方

| コメント(0) | トラックバック(0)
 このシリーズは右のカテゴリー「心理学」に格納されています。

 このシリーズは「論理療法」という心理学に基づいて書いています。論理療法 は、しっかりとやれば自分を変えることができます。でも、いきなり「変える手法」から取り組んで失敗するケースが多々あります。だから、この「不安」とい うものの正体が何かということをじっくりと書いています。

 「不安に対する最悪な対応」の「まったく効果のない12の方法」の、今日から第4番目の方法です。
【不安の原因になることをしない】
 ごく一般的な不安対策として、不安の原因になることをしない、気になる問題を先送りする、というほう方法があります。税金を取られるのが心配だったら申告しない。自分はとくに美人ではないので、パーティには行かない。魅力的な異性に出会っても、振られるのが心配だから目もあわせようとしない。病気かもしれないので病院にはいかない。嫌な仕事なので手をつけない。

 不安の原因になりそうなことを避けていれば、効果はすぐに表れます。でも、それでは、自分は問題に対処できない無能な人間だという思いがどんどん強くなり、その問題に対する不安感が増すだけです。しかも、自分の力で解決できるかどうかを知るチャンスもありません。

 次回は、5番目の方法です。

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://www.soepark.jp/mot/mt/mt-tb.cgi/3368

コメントする

月別 アーカイブ

Powered by Movable Type 4.261

このブログ記事について

このページは、宝徳 健が2012年3月 3日 05:56に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「タイアンマンロって誰?(3月2日の日誌)」です。

次のブログ記事は「和歌」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。