折形 その2

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 猛省しています。今まで、「つつむ」「むすぶ」ということに、思いを込めてきませんでした。包装紙はビリビリ破るし・・・。これからきれいな包装紙は取っておいて、誰かに何かを贈るときには、使うようにします。結ぶときも思いを込めて。猛省しています・・・。

 さて、昨日の続きです。
 紙を折るという点で共通しているところかた、折形とは折紙とよく間違われるところがあります。でも、両者には決定的に異なっている点がいくつかあります。

 まずは、折形が贈り物を包むという実用性と機能性を持っている点です。折紙には、紙を折ることで動物や植物の形を移して遊ぶという遊戯性があります。

 折形は、外界の形を写すことはせず、その儀礼法から吉凶や格などの意味に従った手順で折っていきます。形を作ることが目的なのではなく、折り包むことで、結果的に形が生れるのですね。

 現代に残る折形として身近なものに慶弔時の熨斗袋があります。 つづく。

 では、拙首です。 今日も正岡子規はお休みします。

いただいた お土産つつむ 包装紙 折りの祈りと つつみの祈り

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このページは、宝徳 健が2012年4月13日 04:00に書いたブログ記事です。

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