学ぶときは師を得るを貴び

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 毎日、新聞を読んでいますが、暗いニュースばかりですね。本当に世の中には、こんな暗いニュースしかないのだろうか?
 新聞の中で、明るいニュースを探すのは大変な作業になります。メディアは少なくとも3割ぐらいは、明るいニュースを探して、そして、報道する姿勢があってもいいのではないか。

 そんな中、今日の産経新聞に立命館大学の加地伸行教授が素晴らしい記事を掲載されていました。

 埼玉県立宇都宮女子高校の記事です。同校は明治八年(1875年)に栃木女学校として創立されました。たいへん優秀な学校だそうです。

 この女子高では、授業の初めに論語の一章を暗誦するそうです。この学校の教師の方々は見事ですね。日本の教育現場が、少しずつ変わっているのかもしれない。

 知的障碍者に対する教育も見事のなものなのだそうです。子供の頃は、良い師、良い友に巡り合うことが、どれほど人生の糧になるかはわかりません。私自身、これまで何度も道を外しそうになりました。そのたびに、天が私に、良い師、良い友との出逢いをくださいました。

 加地先生は、記事の中で、支那の古典『潜書』の言葉を引用されています。

「学ぶとき、師を得るを貴び、亦た友を得るを貴び」
「師は、なお行路(道を進むとき)の導きあるがごとく、友はなお陟険(しょうけん:険しい山を陟る)の助けあるがごとし」

 人はお互いに良き師、良き友となるために人生の艱難辛苦を乗り越えていくのでしょうね。

 大津市の自殺した男の子にも良い師、良い友が必要だったのでしょう。でも、あの高校教師や教育委員会のように自己保身だけを考えている人間には、無理だったのでしょう。

 加地先生の記事のように、心を奮い立たせる記事をメディアがもっと報道したら、世の中は変わるでしょう。そして、自分自身も・・・。

良き師得よ 良き友を得よ 自らを 師友となるべく 奮い立たせよ

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このページは、宝徳 健が2012年7月22日 07:22に書いたブログ記事です。

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