士魂商才第五十五号解説(七月二十六日の日誌)

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 今月号の士魂商才の解説を次号が出るまで、少しずつ書きます。今月号のテーマは「考え方と捉え方」です。
 私たち人間が自分自身を苦しめるのは、「他人と比較すること」と「自分の経験等にとらわれた異常すぎるこだわり」です。このふたつが、自分と他人への「要求」を増やすことになります。

 そして、「こうありたい」という願望を減らしていきます。「~スベキダ」「~シナケレバナラナイ」という表現は、非現実性につながり(これは後日)、自分および周りの人間の心を冷たくしてしまいます。

 この「ベキダ」「ネバナラナイ」思考から自分を解放しない限り人間には幸せは訪れません。

 日本は戦後、自らの歴史を放棄したため「全体」よりも「個」を優先する教育をしてしまいました。資源や物資が豊富な米国のような国家はそれでもいいでしょう。でも、日本の名前は「豊葦原の瑞穂の国」です。「葦しか生えない土地を、みんなで力を合わせて開墾して稲が実る大地」にした国です。そのみんなの代表が天皇陛下です。片意地をはらず素直に日本の国体を見つめてください。大東亜戦争が侵略戦争でなかったことなど、きちんと歴史を学べばすぐにわかることです。

 このような日本の国体ですから、一人ひとりがわがままを言わず、自分のやりたいことを、みんなが、少しずつ抑えて、自分よりも他人の幸せを考え合ってきた国でした。奪い合って足りなくするアングロサクソンの世界ではなく、「分け合って余らせてきた国」でした。

 江戸時代開国の後、日本に旅行に来た「イザベラ・バード」という英国人がいます。彼女は「なんと美しい国か」「農民が肥えそして笑っている」「清潔極まりない」「この妖精のような国に、私たちの文化を導入して、このすばらしい文化・文明を壊してもいいのか」と言っています。

 私たちは社会科で、「今の日本が一番すばらしい」と教えられ、どちらかというと「江戸時代」は悪い時代として教えられました。この事実を見ても、戦後の教育が過っていたことがわかります。

 過去の日本のすばらしさは、すべて「個」より「全体」を優先したことから実現していました。ですから、個人の「ベキ」「ネバナラナイ」は、封印されていました。世界で最もすばらしい「家族主義」を実現したのです。 古代支那は、この家族主義を人間社会の理想としました。でも、易姓革命を認める彼らは当然ながらそれを実現できませんでした。 天皇陛下を中心とする国体を持つ日本だけが実現できました。

 弊社月刊誌「士魂商才」は「立派な日本人になること」「立派な日本人が経営すると事業がこんなにもうまくいくこと」を志向する雑誌です。

 自分の会社がどうなるかもわからない状態で、ものすごくえらそうなことを言っていますが、もうそろそろ、言い切らないと、私自身がいつまでも甘えた世界で生きていくことになります。

 「ネバナラナイ」「ベキダ」から自分を解放させようとすると、物事の「捉え方」を帰る必要があります。「考え方」を変えるのが一番いいのですが、考え方はなかなか変わりません。ですから、捉え方を変えて、少しずつみんなでもっと素直に、そして、楽になりましょう。

【七月二十六日の食事】

朝ごはん:バラすし弁当
昼ごはん:うなぎ
夜ごはん:コンビニのレトルトビーフチチューとご飯

【ルーティン】
<自己の成長>
①私は毎朝、朝のおつとめをします(皇居遥拝、宗像大社遥拝、神棚拝礼)〇23/26
②私は毎朝、3つの唱和をします(般若心経、教育勅語、大祓詞)〇20/26

③私は毎朝、新しい暗唱を少しずつします(今は、大学と終戦の詔書を完璧に覚える)〇13/26

<仕事の実現>

④私は毎日、新しいビジネスモデル構想を1つノートに書きだします(完成ではない)×10/26
⑤私は毎日、未決管理表を詳細に読み込みます〇21/26
⑥私は毎日、全クライアントのことを3分以上考えます〇26/26
⑦私は毎日、5年間の夢、1年間の夢を3分以上眺めます〇26/26
⑧私は毎日、10分以上次の事業づくりの勉強をします〇18/26  
(155/208 74.5%) 

<7月にやること>
 手紙 150通以上 30通  
 読書 10冊以上 13冊
 新規提案 20社以上  14個 
 新ビジネスモデルづくり10個以上 4個 
 士魂商才六月号:〇 7月23日
 
【毎週やること】
 次週計画・今週検証(毎週木曜日近辺にやります) 
7月8日:〇、7月15日:〇、7月23日:〇

【行動規範:八戒】
いつも最悪の事態を想定せよ
そして、今日一日の最良の行動をとれ
自分のことばかりしゃべるな(ブログでは勘弁ね)
自分以外の人に強い興味を持て(ただし、必要以上に期待をかけるな、過去の出来事のこだわるな)
自分の馬鹿加減を常に思い出せ
人から受けた恩は忘れるな
人へ施した恩はすぐに忘れろ
小さな仕事こそ丁寧にやれ

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このページは、宝徳 健が2012年7月27日 05:52に書いたブログ記事です。

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