事業信託 その5(民事信託)

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 昨日まで事業信託の機能をみてまいりました。今日から、事業信託の実際の活用方法を解説します。
 事業信託は、事業再編から資金調達まで様々なシーンで活用できます。主なニーズとしては、事業自体が当初信託財産となるので、事業の運営に重点を置き、受託者のノウハウや信託の柔軟な仕組みを利用しての事業再編を図るものと、信託の分離機能を利用して、事業者が営む特定の事業を他の事業から切り離して、その事業のみの価値に基づいて資金調達を図るものがあります。

1.事業再編型
 X事業を含む複数の事業を営むA社が、不採算のX事業を同業のB社に信託し、B社の持つX'事業の技術及びノウハウを利用し、X'事業を協働することで、X事業の再生を図るものがこの事業再編型信託です。

 資産等はないけれど、高度な技術を有している複数の事業者が、資金調達のある会社に共同で事業を信託して、事業集約を図るタイプも考えられますね。


 次回はM&A型をみていきましょう。

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このページは、宝徳 健が2012年8月25日 02:51に書いたブログ記事です。

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