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 昨日、父が来阪してくれました。
 私は、子供のころから孝経を学びたかった。今までの人生を振り返ると両親から受けた恩にまったく応えていません。今、孝経を読むと、私こそ戦後教育の失敗作の見本です。

 父は、生き死にをさまよった年末から、体調も元に戻り、今回、九州の友達の快気祝いに九州に行きました。その足で、ひ孫の小学校入学祝いに行き、そして、昨日の来阪です。なんと4泊5日の一人旅です。顔色もよく、友人の行為でびっくりするほど安価にしてもらったおいしい食事もペロッとたいらげ、お酒もたくさん飲んでいました。

 叔父夫婦と私の家族との食事会です。

 みんなと別れるとき、私だけ残るように言われて部屋に行きました。暖かい言葉とそして。。。

 涙が出ます。子供のころから怖くて怖くて、口もきけなかった父ですが、子供に対する愛情は人一倍です。私が大学に入学した時も、喜んでべろんべろんによって帰ってきました(父は戦争で大学に行けなかった)。

 祖父の貴重な手紙を渡されました。私が持て、その次は、私の息子だと。

 この年になって、改めて父の偉大さと温かさを知るなんて、最低の男です。もう一度孝経を読んで、自らを改めます。

父来る 大きな愛を 持ちながら 何をか学ばん この生き方に

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このページは、宝徳 健が2013年4月16日 02:50に書いたブログ記事です。

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