源氏物語を読むコツ 物語の特徴

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 我が國が誇る世界に類を見ない平安期の女流文学を読みやすくするためのコーナーです。今、源氏物語各部のあらすじを書いていますので、まず、それを頭に入れてみて下さい。源氏物語は、登場人物が多く、そして長編なので、みんな途中でくじけてしまいます。あらすじを頭に入れると読みやすくなるかも。
第二部

 出家を願う朱雀院は、愛娘女三の宮(おんなさんのみや)の将来を懸念し、光源氏に託そうとします。光源氏は、女三の宮が紫の上と同じく藤壺の宮の姪で あることに心動かされ、結婚を承諾するのですが、予想外に女三の宮は未熟だっ たのでした。光源氏はかえって紫の上への愛情を深めますが、高貴な正妻の出現に、紫の上は孤独な日々を送ることになります。一方、女三の宮の求婚者の 一人だった柏木(かしわぎ)は、宮を諦めきれず、とうとう密通してしまいま す。女三の宮の不義の子の薫(かおる)を、実子として抱くことになった光源氏 は、若き日の自分の罪を思うのでした。紫の上は、出家を願いながらも光源氏に許可されないまま亡くなり、光源氏はその死を悼みながら出家の準備をするのでした。  


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このページは、宝徳 健が2013年4月29日 10:10に書いたブログ記事です。

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