再 葛城路4

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 2011年9月12日掲載分です。
 葛城古道の続きです。

 中に入っているお菓子の包装紙にまだ、和歌が書かれてありました。

金剛山下 わがふるさとは 雪降ると 十里へだてて 姉の声聞く 行松貞江

漂へる かほりは栗の 花と知る 君に別れの 手を振りしあと 前田多賀子

 こういう良い歌に出合うと、私の和歌が稚拙さがわかりますね(笑)。

 では、拙首です。

 我(われ)が身に 病が全て あるからは 家族に病 近づけやせぬ

 今日9月12日は亡くなった母の誕生日です。いつも「私がぜーんぶ、病気を引き受けているから、みんなは病気にならないよ」と言っていました。痛 いとかつらいとかいう言葉を聞いたことがありません。親戚の人たちは、母は私にすごく厳しかったといいます。私には、そんな感覚はありません。確かに人前 では、厳しい人でしたが、二人のときは、とても優しい母でした。九州の女性の教えです。

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このページは、宝徳 健が2013年6月15日 04:06に書いたブログ記事です。

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