司法による国家破壊と、メディアの凋落

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 胸が張り裂けんばかりの悲しいことが二つあります。それを正しいことのように報道するメディアと、受け容れる愚かな國民・・・。我が國はいったいどうなるのでしょうか?
 まずは、婚外子による相続配分の差別は違憲とする、目も当てられない愚かな最高裁の判決です。なら、相続のために、妻以外の女性と子供をたくさんつくればいいことになります。浮気奨励判決です。家族制度の破壊です。それもこれも、敗戦後の相続税法が悪い(もちろん、あの醜い憲法も)。我が國は、あんな歴史の浅いアメリカのような横暴且つ無知な國が作った民主主義よりもすぐれた、世界でどこの國も実現できなかった、人間社会の理想である家族主義を世界で唯一実現した國でした。

 だから、相続は家督相続でした。相続した家長には、ノーブレスオブリージュが求められました。自分の家族だけではなく、使用人や書生など関わるすべての人間に対して。

 敗戦後の相続税法は、それをすべてぶち壊しました。だいたい、相続税法は不要です。人が育たない。相続税法があったなら、吉田茂という敗戦後の我が國を救った政治家は出てこなかったでしょう。

 分け合って余らせてきたという我が國の麗しき伝統が、奪い合って足りなくするという、アングロサクソンの醜い社会を作ってしまいました。

 どのメディアも、「明治時代から変わっていない民法」と言います。馬鹿なことを言うなよ。今よりも明治時代の方が我が國も國民も優れているんだよ。

 古事記を読めよ。悲しくて悲しくてたまりません。

 差別がダメなんだって?私はそうは思いません。不当差別は確かにダメです。でも、差別にはもう一つあります。正当差別です。人間社会に正当差別はあってしかるべきです。耳に心地よい言葉で司法とメディアに黙られないようにしましょう。耳に心地より言葉で人を騙すのは左翼の常套手段です。

 次が、昨日の讀賣新聞のトップ記事です。天理大学柔道部で暴力だとか・・・。これには二つ論点があるでしょう。

 我が國を代表する大手メディアが、こんな取るに足らない記事をトップに持って来るほど、讀賣新聞には、取材能力がないのか。他に乗せる記事を持たないのかということ。

 もうひとつは、大学の体育会格闘技の部で、こんなことは当たり前でしょう。あったとしても部内で処理する話であり、世論を誘導する問題ではない。恐らく内部告発でしょうけれど、これを内部告発するなら、柔道部(それも全國有数の)なんかに、そもそも入るなよ。

 我が國が、どんどん壊れていきます。左翼司法と、愚かなメディアによって。「誰が正しいかではなく、何が正しいか」を判断できる勉強をしましょう。

 世間の大半が支持しているだって? それが民主主義の危険なところです。例えば、この世に10人しか人間がいないとして、その内9人が精神異常者だったら残りの一人は精神異常者に従うのですか?それが民主主義だと言うのですか?その民主主義が民主党政権を生んだんでしょ?

 悲しい、悲しい、悲しい、悲しい、悲しい、悲しい、悲しい、悲しい、悲しい、悲しい。 

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このページは、宝徳 健が2013年9月 5日 06:49に書いたブログ記事です。

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