原発問題2

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 原発がなぜ今、問題になっているか。その最大の要因は、原発問題がイデオロギー化していることです。「ダメだ」という結論ありきで、ろくに正しい知識も学ばず、「ただ、ダメ」「とにかくダメ」という感情論になっています。六十年安保、秘密保護法案と同じです。

 ひとつ提案です。原発反対の人は、電気を使わないでください。工業製品も加工食品も食べずに自給自足してください。服も着ないでください。つまり、原始時代の生活を送ってください。近代化=電力なのです。

 化石燃料で発電すればいいではないかですって? どうぞ、特区を設けますので、反原発の方々は、ハイコスト&環境汚染の区域にみんなで住んでください。これって、良い案でしょ? どうぞどうぞ。
 1957年、ロシアが、ウラルのテチャ川流域の奥地に原子爆弾用の再処理工場を持っていました。それが爆発事故を起こし、放射性物質が大量に流れ込み、下流に住む何万もの人々が被爆しました。ある学者が研究したところ、その地域の癌の発生率が通常の場合より明らかに低かったそうです。ある有名な学者が、この事実がどうして伏せられているのかと激怒していました。

 アメリカが1954年に行ったビキニ環礁の水爆実験も大騒ぎになったそうです。日本のマグロ漁船、第五福竜丸が巻き添えになって被爆し、「死の灰」をかぶって帰ってきて、無線長だった久保山愛吉さんが亡くなりました。「マグロが食べられなくなる」と大騒ぎになり、反核運動が盛り上がり、「原爆許しまじ」という歌までできました。


 これも学者の方が調べると、久保山さんが亡くなったのは放射線とは無関係で、輸血の時に売血(当時はあった)せいで急性肝炎になったのが原因です。他の乗務員たちは全員無事でした。でも、この事実はメディアによって隠されました。今でも、ほとんどの方が知りません。

 賛成反対は、問ません。きちんと事実を把握してから、賛成反対を述べませんか? みなさん「國民主権」が大好きなのでしょ(笑:超皮肉)。

真実を 明らかにする その姿 みんなで創る 國のあり方

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このページは、宝徳 健が2013年12月24日 06:41に書いたブログ記事です。

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