原発問題 5 アメリカの走狗 小泉

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 昨日のマラーの悪夢で紹介しました、マラーの実験を重視したLNT仮説を我が國の原子力安全委員会も採用しています。過った仮説に基づいて、國民を虐げています。
 エネルギー問題をもっと國民も真剣に考える必要があります。観念論ではなく、事実を学ぶことによって。エネルギーとは國家安全保障です。「石油の世紀」という本がありますが、先の大戦は、結局石油がある國とない國が戰ったのです。

 帝國海軍は、石油がないと船が動かせないのに、石油を持たないドイツとイタリアと三國同盟を結ぶといったときに反対しませんでした。こんな愚かなことはありません。帝國陸海軍は、本当に強かった。世界最強でした。でも、それを動かすリーダーが不在でした。

 もし、石油があの時手に入っていたら、我が國は戰爭に突入しませんでした。開戰時には70日分の石油しか持っていませんでした。戰後の我が國が、奇跡の復興を遂げたのは、中東で豊富な石油が発見され、安価な石油が手に入ったからです。

 それもオイルショックで価格が高騰したので、懸命にエネルギーをさがし原発に行着きました。エネルギー安定供給が可能となりました。

 それを小泉が、「原発をゼロ」にしろといいます。この人は、郵政民営化の時もそうですが、アメリカべったりの人です。アメリカは今でも、最大の恐怖は日本です。我が國にエネルギーを渡すなと云う日本が大嫌いな人がたくさんいます。

 先の大戦で、アメリカは、我が國の強さを思い知らされました。だから、今でも、なにかとケチをつけて我が國を弱めます。世界で、我が國のことが最も嫌いなのがアメリカであるという事実を忘れてはなりません。いまだに「二度と日本を立ち上がらせるな」とうアメリカの輩は多いのです。

 アメリカの走狗である小泉は、我が國を弱体化を望むアメリカのお先棒を担いでいます。

 原発を稼働していれば必要のないお金が一日に百億円以上出て行っています。年間4兆円近いお金です。昨年度予算の時、安倍首相が防衛費を一千億円増やそうとしたら財務省が邪魔をして四百億円になってしまいました。たった四日分です。

 我が國の防衛費は、五兆円弱です。つまり、原発を稼働しないために出て行っているお金を出て行かないようにしたら、防衛費はもっと増やせます。

 原発稼働反対を叫びながら、貿易収支が赤字だとのたまっているメディアにも困ったものです。

誰が正しいかではなく、何が正しいか

 反原発を唱えるだけなら、誰でも出来ます。エネルギー政策を語ることができるようになりましょう。

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コメント(2)

「即時原発ゼロに」などという者は「石油の世紀」を読んでみろ!と言いたくなりますね。という私もまだ半分くらいまでしか読みすすめていませんが、それだけでもエネルギー政策というのは國家の安全保障面で重要な位置を占めているというのが強烈に理解できる良書です。早く読了したいですね。

他方、環境保護を理由として「反原発」を謳う連中はこの「安全保障」という観点がすっぽりと抜け落ちていると思います。需要と供給と環境のことしか論じないんですから。

 深田さん、コメント感謝します。石油の世紀は、資源のない我が國の國民には必読の書だと思っています。イギリスは石炭で産業革命を起こし、欧州の世界植民地支配のスタートとなりました。先の大戦は、石油で争いました。エネルギーとは國家安全保障そのものです。また、環境問題も、原発が一番安定しています。これは追々書きますね。どんどん、みんなで考えていきましょう。ありがとうございます。

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このページは、宝徳 健が2014年1月 6日 04:47に書いたブログ記事です。

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