水泉動

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 事務所の周りが堀川戎の屋台でびっしりです。まだ屋台出食べていません。今日ぐらいにたこ焼きを食べます。

 昨日から、七十二候 六十八候 小寒 次候 水泉動です。「すいせんうごく」と呼びます。地中で凍った泉が動き始めるという意味です。



 今日は、鏡開きでもあります。一月十一日に今年一年の一か円満を願いながら、神様に供えた鏡餅をおさがりとしていただく風習です。今の鏡餅は真空パックに入っていて情緒がありません。こんなことをしてしまったら、子供たちは、お餅が固くなることも、お餅にカビが生えることも知らないまま育ちます。

 以前は、飾っておいた固くなったお餅をかなづちで叩いて細かくしたものです。鏡餅には神様が宿っているので、神様とも縁を切らないように「割る」「砕く」と云わずに「開く」と云います。

 餅は満月を意味する「望月(もちづき)」に通じ、その丸い形が家庭円満の象徴とされました。だから関東の角餅はちょっと違うような・・・・・。

 鏡餅を食すことを、「歯固め」といいます。これは固いものを食べて歯を丈夫にして、歳神様に長寿を願うからと言われています。

 我が國は素敵ですね。

姉妹と 母と一緒に かなづちで 鏡開いて 一年祈る

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このページは、宝徳 健が2014年1月11日 07:50に書いたブログ記事です。

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