能く人の言を受くる者

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 佐藤一斎先生の「言志四録」からです。

「能(よ)く人の言を受くる者にして、而(しか)る後に与(とも)に一言すべし。人の言を受けざる者と言わば、翅(ただ)に言を失うのみならず、祗(まさ)に以て咎めを招かん。益無きなり」
「よく人の言葉を受け容れる者であって、初めてその人と言葉を交わし苦言を呈してもよい。人の言葉を受け容れない者に苦言を呈しても、その言葉が役に立たないだけではなく、却ってそのために言葉の咎を招くことになり、全く益のないことになる」

 解説の必要はないですね。自分ばかりしゃべっている経営者やコンサルは必要ありません。本人の自己満足の増進やストレスの過少をリーダーがすると部下はしらけます。

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このページは、宝徳 健が2014年1月23日 01:46に書いたブログ記事です。

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