百人一首 十八

| コメント(0) | トラックバック(0)
住の江の 岸による波 よるさへや 夢の通ひ路(ぢ) 人目よくらむ

 藤原敏行朝臣の歌です。三十六歌仙のひとりです。書の大家でもありました。京都市右京区にある神護寺所蔵の「三絶の鐘」に刻まれた銘文が彼のものだそうな。今度觀に行かなければ。

「住の江の岸による波ではないけれど、あなたは昼だけでなく夜の夢のなかでさえ人目を避けて來てくれないのね」

 男が女の気持ちになって詠ったものです。中條きよしみたいですね。

 恋人を待っているけれど、昼も來てくれないし、夢の中にも出てきてくれない。という嘆きの歌。

 恋しさと恨めしさが混在しています。

 ちなみに、住み江は、今の大阪市住吉あたりです。

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://www.soepark.jp/mot/mt/mt-tb.cgi/5192

コメントする

月別 アーカイブ

Powered by Movable Type 4.261

このブログ記事について

このページは、宝徳 健が2014年2月12日 09:58に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「黄鶯睍睆」です。

次のブログ記事は「昨日は紀元節(皇紀二千六百七十四年二月十一日の日誌)」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。