歴史的假名遣ひと正しい漢字

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 今日は「營」です。
 冠は、たいまつを交差させた形です。宮殿や兵士の宿舎の前でかがり火をたいて敵が来るのを警戒した様子を表してゐます。營の呂部分は、宮殿の平面図です。営は、軍隊や宮殿の仕事にいそしみ努めることからいとなむにとしてつかわれるようになりました。う~ん、漢字は面白い。

 歴史的仮名遣ひです。

 語頭以外の「ワ、イ、ウ、エ、オ」は多くは「は、ひ、ふ、へ、ほ」となります。

 かは(川)、まは(回)る、たひ(鯛)、あひだ(間)、ゆふ(夕)、まへ(前)、かへ(歸)る、かほ(顔)、なほ(直)る です。

 まあ、これらのものは漢字を使ふので問題ないでせう。

あひつに、金を貸したが返ってこない。
あひにく、息子は外出中です。
どうもありがたふ
あるひはこうかもしれない
いっぱひ頂きました。

おとうふさん おはやふございます。
おかあさん おででたふございます。
かはひひ お花
かはいさうな人

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このページは、宝徳 健が2014年3月19日 15:44に書いたブログ記事です。

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