虹始見

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 昨日から、七十二候 十五候 清明 末候 「虹始見」です。「にじはじめてあらはる」と讀みます。雨の後に虹が出始める頃です。

 初鰹がおいしい時期ですね~。

 サラリーマンの頃、鰹船にA重油を売る仕事を支援していました(千葉県館山市の販売店さんの)。3月~5月初旬にかけて、鰹が北上してきます。

 大きなA重油タンクを持つた販売店さんでした。すぐ近くが港です。そこに鰹船が着いて、A重油を給油します。鰹船と岸は、ほんの細い板一枚でつながります。人がそこを行き来するのです。私も何度か船に渡りました。

 醤油にマヨネーズを垂らした「ショウユマヨ」で鰹の刺身を食べさせてくれます。これがうまいのなんの。

 時々、一匹丸々くれます。もちろん自分ではさばけませんから、なじみのすし屋に持つて行つて、「半身をあげるから、残りの半身を調理して」とお願いします。喜んでやつてくれました。

 懐かしいなあ。鰹は、その後、江戸→宮城と上つてゐき、Uターンします。これが「戻り鰹」です。上つていくのが「初鰹」です。戻鰹の方がおいしいのですが、江戸時代では「初物」として「初鰹」の方が珍重されたやうです。

 鰹の刺身にニンニクとねぎを乗せて一杯やりたいですね。

ニンニクと 葱くわえた お刺身に 醤油をかけて ぐつと一杯


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このページは、宝徳 健が2014年4月16日 06:24に書いたブログ記事です。

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