苦と樂 2

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 佐藤一斎先生の「言志四録」からです。

「人こと事(こと)を共にするに、渠(か)れは快事を担ひ、我は苦事を任ぜば、事は苦なりと雖も、意は則ち快なり。我は快事を担い、渠れは苦事を任ぜば、事は快なりと雖も、意は則ち苦なり」
「人と一緒に仕事をするときに、彼が樂な仕事の方を担当し、自分が苦しい方の仕事を担当するとすれば、仕事は苦しくても、心の中は氣持ちの良いものである。逆に、自分が樂な方の仕事を死、彼が苦しい仕事を担当すれば、仕事は樂でも、心の中は苦しいものです」

 かつての日本人はすごいですね。

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このページは、宝徳 健が2014年5月30日 06:45に書いたブログ記事です。

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