歴史的假名遣ひと正しい漢字

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 今日の漢字は、「殼」です。略字體では「殻」です。一本足りませんね(笑)。

 左半部は、音符で、ひもでつるした貝がら。動詞の記号「殳」を加えて、貝がらをこつこつたたく意味になりました。これが転じて、固いからの意味になつてゐます。なんで一本だけの線をとつたのでせうか?かういふことをやる國語関係者に憤りを感じます。
 歴史的假名遣ひです。福田先生の本からです。

「もちろん、自分たちの國語に無關心でゐることは、普通には健康であることの證據なのです。文學者の立場ですら、さうであります。何事によらず自意識過剩は一首の狂氣でありますから。が、他に極端な自意識過剩が、狂氣が存在するとすれば、どうするか」

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このページは、宝徳 健が2014年5月 6日 09:58に書いたブログ記事です。

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