楓蔦黄

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 今日から、七十二候 五十四候 霜降 末候 「楓蔦黄」です。「もみじつたきばむ」と讀みます。

 もみじや蔦が黄葉する頃です。
秋山の 黄葉(もみじ)を茂み 迷(まど)ひぬる 妹を求めむ 山道(やまぢ)知らずも

 万葉集に載つてゐる柿本人麻呂の歌です。

 「秋の山のもみじが茂つてゐるので、迷い込んでしまつた妻を探し求める山道を知らないことよ」

 秋はいいですね~。寒い冬、暑い夏を乘り越えて、實りを迎えるこの季節。なんともいへない情緒があります。

 今年こそ紅葉を觀に行かなくては。

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このページは、宝徳 健が2014年11月 2日 11:37に書いたブログ記事です。

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