【ベンチャー企業経営論の確立に向けて(所感文)】 宝徳 健

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ベンチャー企業の経営と支援
早稲田大学アントレプレヌール研究会編
松田 修一監修

 年代は少々古いが、現在読んでもベンチャー企業論については、これほどのものはないのではないだろうか。

   正直、私の職業柄、第4章までは読んでいてたいくつであった。中小企業白書の記述に似ているからである。しかしながら、序章に「ベンチャー企業経営 論を導体的にとらえたい」とのコンセプトが表現してあったため読破した。
 第5章がとても面白く、この本の核といってもすべてといっても過言ではないだろう。別紙でまとめたものを参照してもらいたい。

 私は、今の人生で悔やんでいることがあるとすればひとつだけである。高校生・大学生の時代に自分で起業するという発想がなかったことだ。楽しい高 校生活・大学生活を送った。加えてサラリーマン時代もとても楽しいものであった。しかしながら、高校・大学の時代に、起業の発想があったとしたら、バイト の仕方、社会への出方が違っており、きっとまったく別の47歳を送っていたであろう。

 まだまだ、今後事業を起こしていく望みは持っているし、またそのような人たちとたくさんかかわっていきたい。準備もしたい。勉強もしたい。その中 で、少しでもその経験を、次世代に伝えられる人間に成長して期待と、意を強くさせていただいた本であった。

 少子高齢化時代を迎え、一人の日本人がこれまでの日本人の倍の力を発揮しなければ国が立ち行かなくなってくる。もう中年の域に入ってしまったが、 まだまだ20代の心意気でなんとか国家社会に貢献していきたい。惜しむらくは時間である。なぜ、もっと早く気がつかなかったか。忸怩たる思いを糧に、強い 中年になるぞ~。

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このページは、宝徳 健が2005年10月 2日 21:44に書いたブログ記事です。

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