孫子の兵法

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  1月15日~1月22日までに暗唱したものを掲載します。暗唱したけど、忘れてる~。何度もしよっと。

1.国を全うするを上と為し、国を破るはこれに次ぐ。軍を全うするを上と為し、軍を破るはこれに次ぐ。
 敵国に損害を与えないのが一番で、敵国を破壊するのは二の次だ。敵軍に損害を与えないのが一番で、敵軍を破壊するのは二の次だ。
 うらみを残さない勝ち方をする。次は報復されますからね。

2.上兵は謀を伐(う)ち、その次は交を伐ち、その次は、兵を伐ち、その下は城を攻む
 最善なのは、謀略で勝つこと。その次は外交で勝つこと。その次は、武力で勝つこと。最悪なのは、敵の城を攻めること。
 巧みに情報をあやつり、戦わないで勝て

3.将、その怒りに勝たずして、これに蟻附(ぎふ)すれば、士卒の三分の一を殺す
 将軍が勝ち目もないのに、頭にきて、敵の城壁を乗り越えようとすれば、兵力の三分の一が失われる。
 むちゃはやめよということです。

4.人の兵を屈して、戦うにあらざるなり。人の城を抜きて、攻むるにあらざるなり。人の国を毀(こぼ)ちて、久しくするにあらざるなり。必ず全うするを以って天下に於いて争う。
 名将は、敵軍に勝利しても、戦ったわけではない。敵城を占領しても、攻めたわけではない。敵国を制圧しても、長引かせたわけではない。必ず無駄な犠牲を出さない方法で成功している。
 無駄をなくせとおいうことです。これが成功の土台です。

5.少なければ、能(よ)くこれを逃れ、若からざれば、能くこれを避く
 兵が少ないときは、敵から逃げる。かなわないときは、敵を避ける。
 危うそうなら逃げよ。

6.三軍の以って進むべからざるを知らずして、これを進むを謂い、三軍の以って退くべからざる知らずして、これに退くを謂う。これを軍をつなぐと謂う。
 君主が、進むべきでないと知らないくせに「進め」と言ったり、退くべきでないくせに「退け」と言ったりすれば、それは軍隊の足かせとなる。
 現場の判断を大切にせよ。現場を知っていればいいが、知らないリーダーが口出しするとおかしくなる。

7.此(こ)の五者は勝ちを知るの道なり
 この五つを知ることが、勝てるかどうか知るための手段となる
 【勝てる五つの条件】
 ①戦ってよいとき、いけないときをわきまえている
 ②兵力が多いとき、少ないときに応じた戦い方を知っている
 ③上から下まで、みんなが心をひとつにしている
 ④ふだんから最悪の事態を想定して備えている
 ⑤将軍が有能で、君主がよけいな口出しをしない

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このページは、宝徳 健が2007年1月23日 06:54に書いたブログ記事です。

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