ごはんまで書き出す理由

  20年ぐらい前に、コンサルの指導を受けたとき、そのコンサルタントから、「昨日食べた3食を書き出してください」と言われました。その時は、「へんなこと言う、おっさんだなぁ」と考えました。
　コンサルという職業に就いて、その意味がはじめてわかりました。「人間って、持っているものや今の自分を忘れて、新たなことをしてしまう」ということです。
　特に私はその傾向が強いので、これは大切な修行のひとつです。今あるものを使い尽くす、活かしつくすことが大切です。ところが、その今あるものの記憶が非常にあいまいになる。夢を書いたり、計画を作成したりしても、実行段階で、忘れてしまうという恐ろしい存在が人間です。そして、決めたことを実行せず、新たなことを求める。決めたことを実行しないのではなくて、決めたことを忘れてしまう。
　自分がしたことをきちんと覚えているために、簡単な修行ですが、昨日食べたご飯を書き出しています。でも、いろんな研修で、「昨日、何を食べましたか？」と聞くと、すぐに答えられる人は、ほとんどいません。
　さあ、今日も、朝のおつとめで、しっかりと自分を見直そう。

【昨日の私】
朝ごはん：パンと野菜ジュース
昼ごはん：たこ焼きとパン、足りなかったからチャーハン
夜ごはん：野菜の味噌汁、ほうれん草、納豆、刺身、お酒

　仕事の書き出しをして週間計画を作成。ブログねたを探しました。7月に行う、母の十三回忌の場所検討。あとは、息子とずっと将棋です。3勝6敗。

【今日の私】
　昼から理容サロンのミーティングがあります。それ以外は、とにかく期日目標と今週の訪問の準備を片付ける。とにかくやる。片付けるまで仕事をやめない。

　さあ、新しい一週間だ～！！！！　やるぞ～！！！　気合だ～！！！
　お前は出来るんだ～！！！　いいか！　ちょっとの人間になるなよ～！！！