未熟の楽しさ(4月11日の日誌)

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   昨日のルーティンは完結。握手は6回。累計1354回。
 最近、「自分はなんで独立したんだろう」と考えることがあります。独立するときは、自信満々でした。今でも、それなりに収益を確保する自信はありますが、そんなことではなく、経営者としての未熟さを、経営という者にタッチすればするほど感じます。
   収益を確保するという最低限のことはもちろんありますが、経営とは、いろいろな物事(夢)を実現していくことです。今できていないことを実現する。 このために何が必要かというと、自らをいかに律し、そして、行動していくかということ。この難しさにどんどん気づいてきています。
 ひよこクラブの仲間との活動をとおして、自分なりに自分の行動を検証しています。「自分はなんて未熟なんだろうか」「あ~、なぜ、この年になるまで、こ んなことに気づかなかったのか」「わかっているのに、なぜ、行動に結びつかないのか」等々。でも、二十歳(はたち)の青年のように胸がときめいています。
 「生きていて、まだ、こんなにたくさんすることがあるんだ」「これができるようになったら、こうなるんだ」など、毎日ワクワクして生きています。未熟を楽しんでいます。
 やればやるほど、感じる未熟の大きさが広がってくる。これも楽しみかな。30歳の頃、自分を変えたくて修行していて、ある禅のお寺で座禅を組みました。 最後にお坊さんが説教をします。生意気だった私は、「和尚さんは、今発言されたことができるのですか?」と聞きました。和尚さんは、平気な顔で、そして素 敵な笑顔で「できませんよ」とおっしゃいました。私は「自分でできていないことを、なぜ説教されるのですか?」と聞きました。すると「自分がいかに小さい かを知るためです」と・・・。

 まさに打ちのめされました。打ちのめされると同時に、何か胸につかえていたものが、スーッととれました。「自分は小さいんだ~」。未熟さを自覚し ていくことが、成長のスタートなのかもしれません。言葉との、出会い、人との出会い。すべて、自分の未熟さを知ることなのでしょう。


【昨日の私】
朝ごはん:助六すしと野菜ジュース
昼ごはん:海鮮石焼ビビンバ
夜ごはん:駅弁当

大阪事務所と岐阜事務所。まだまだ、満足できる仕事の仕方じゃない。

【今日の私】
午前中岐阜事務所。午後から打ち合わせふたつ。

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このページは、宝徳 健が2007年4月12日 06:55に書いたブログ記事です。

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