人間学と末学(4月28日の日誌)

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   昨日のルーティンは完結。期日がまだまだ。絶対にできるようになる。連休で体制を整える。朝のおつとめ、夜のおとつめを続けることで、自分と向き合うこと ができるようになった。出来ていないことがだいぶん認識できるようになってきた。持っているものを見直せるようになってきた。あとは、出来ていないこと、 つまち、期日目標さえしっかりとできるようになれば、夢を実現できる基礎ができあがる。
 30代の頃、ノウハウや技術や知識などばかりにこだわってきた自分があります。それらをたくさん保有しているだけで偉いと錯覚していました。ノウハウや知識を求めてばかりいました。
   私たちは戦後教育を受けてきたので、この傾向がとても強い。つまり、昭和二桁以降は、この傾向を強く持っています。
 学問には、「人間学」と「末学」のふたつがあります。人間学とは、成人、つまり、人と成るための学問です。最近、成人式で、騒いでいるおバカな人たちが たくさんいますが、あれは、成人ではなく、ただ、飯を食って大きくなった動物です(人間とも呼べません)。だから成人式には呼ばなくていい。しかし、こん なことを偉そうに言う資格が私にあるのだろうか? 決めたことがきちんとできているだろうか、人の役に立っているだろうか。私たち戦後教育を受けてきた人 間は、この「人間学」が欠落しています。私は、今から、これをもういちど勉強しなおします。
 末学とは、知識や技能のことです。木にたとえるなら、人間学が、根から幹です。末学が枝葉です。末学も大切です。幹だけの木など気味が悪い。でも、幹がない枝葉はありえない。
 国が教育再生と叫んでいます。でも、国がいくらいい制度を整えてくれても、今の私たち国民に受け入れる土壌がなくては何にもなりません。ひとりひとりが人間学を学び、この国を再生する時代に来ているのでしょう。

【昨日の私】
朝ごはん:バナナのジェルみたいなやつと野菜ジュース
昼ごはん:うすぎり牛御膳
夜ごはん:チヂミ

 Eさんの新しいSSのオープンと、Fさんの事業を見に行きました。

【今日の私】
 事務所で一日仕事です。挽回挽回。

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このページは、宝徳 健が2007年4月29日 08:52に書いたブログ記事です。

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