全国統一模擬試験

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  昨日、43年ぶりに全国統一模試が行われました。私の子供は、中学三年生なので、受けました。
  記述式が多くて学校の試験よりも面白かったそうです。
 この試験をめぐって、ニュースで教育評論家がもっともらしく「競争社会」が起きてしまうと言っていました。競争をしない人間がどうなるかは、共産・社会主義の結末を見ていれば明らかです。
 大人が恣意的に望むような競争社会がいまだと思います。偏差値や学校の成績で、クラス替えをする学校。それに一喜一憂する父兄。
 そうではなく、子供たちが健全な競争ができる「環境整備」が大切です。競争をしなければ心が鍛えられません。負けた方が勉強になります。
 私たちと同じ年は、一年代に250万人前後います。彼らは今回、小学校六年生と中学校三年生をあわせて260万人です。もし、彼らが、私たちと同じ能力に育ってしまったら、この国の力は半分になってしまいます。
 今、横行している、くだらない格差論と同じです。もちろん、弱者救済の制度は必要です。しかし、格差が起きるから競争や自由化はだめだなどというのは、亡国の論議です。
 健全な質の高い価値観のある競争社会。これこそが、私たちが子供たちに残さなければならないものではないでしょうか。

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このページは、宝徳 健が2007年4月25日 12:39に書いたブログ記事です。

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