小売の使命(7月31日の日誌)

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  ルーティンは完結です。握手は0回。累計3193回。
 私の大好きな百年茶がコンビニの棚から消えてしまいました。そのうらみつらみを言っているのではありません。コンビニやスーパー、ドラックなどは、POSデータで棚割を判断します。売れ行きが悪ければすぐに棚からその商品を除去します。
  小売の使命には、①消費者の情報を卸・メーカーに伝えること ②メーカーと一体となって商品を育てること があります。このふたつを今の小売はおろそかにしています。
 以前、ある化粧品メーカーの役員をしていました。POSデータではじかれた商品が大量に返品されてきます。売れない商品を作ったメーカー側の責任も大き いのですが、当然のごとく返品してきて、なぜ、売れなかったかを分析しない小売側にも大きな責任がありま。また、新商品発売期などは、棚割をメーカーの人 間に手伝わせます。この事実を知ったときには、びっくりしました。小売でもっとも大切な棚割を他人の手で行わせる。また、棚をもらえるかもらえないかは小 売側のバイヤーの手にかかっています。このバイヤーの横柄なこと。中部地区のある有名なドラックチェーンのバイヤーは、スリッパで、メーカーや卸の担当者 の頭をjひっぱたいていました。かなり有名で、消費者にも人気があるチェーンなのですが、私はこのチェーンで買い物をする気にはあまりなれません。

 流通とはとても大切な国の資産です。以前、韓国に行ったときに、この流通の整備が遅れているが故の小売の稚拙さが目立ちました。流通とは、メー カー・卸・小売が一体となって顧客満足を追求するために存在しています。それが、効率化という企業の論理でのみ存在しています。残念です。

【昨日の私】
朝ごはん:とうもろこし、ゆで卵、バナナ、牛乳、野菜ジュース
昼ごはん:ひやむぎ、助六寿司、野菜ジュース
夜ごはん:事務所近くのひらの

 一日岐阜事務所でした。

【今日の私】
 大阪事務所です。夜、Fさんの全体ミーティングに出ます。

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このページは、宝徳 健が2007年8月 1日 07:59に書いたブログ記事です。

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