和歌

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 源実朝の歌に以下のものがあります。

 道のほとりに幼き童の母を尋ねていたく泣くを、そのあたりの人に尋ねしかば、父母なむ身まかりにしと答え侍りしを聞きてよめる

 いとほしや 見るに涙も とどまらず 親もなき子の 母を尋ぬる

   「いとほしや」という一句切れは、彼の孤児への哀憐の激情がほとばしったものです。「見るに涙もとどまらず」という素朴な表現に、緊張感が走りま す。正岡子規は、「人丸(ひとまろ)ののちの歌よみは誰かあらん征夷大将軍みなもとの実朝」と言って、実朝の歌を絶賛し以下の歌を詠んでいます。

 路に泣く みなし子をみて 君は詠めり 親もなきこの 母を訪ぬると

 子規と実朝は七百年の時をへだてて通じ合ったのです。日本の文化のなんと素晴らしいことか。

 では、今日の拙首です。恥ずかしいけど、毎日一首以上は作るといった自分への訓練です。

 懸命に 心とからだを 使い切る 身障者の方 すばらしきかな

 五体満足な私たちはなぜすぐにサボるのでしょうか。

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このページは、宝徳 健が2009年5月10日 14:35に書いたブログ記事です。

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