和歌

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 今日も明治天皇の御製を紹介します。

 なすことの なくて終わらば 世に長き よはひをたもつ かひやなからむ

  明治四十五年、つまり、崩御された年の歌です。自らを戒めていらっしゃいます。あれほどの偉業を成し遂げられた方が、なお自己を厳しく叱咤されてい ます。明治という時代の厳しさと天皇が背負い給うた運命の大きさに涙が出てきます。私は日本人に生まれてよかった。そして、和歌を勉強してよかった。


 では、拙首です。

 大君の みうたにふれて こころする すこしなりとも 我が身もかくあれ

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このページは、宝徳 健が2009年6月13日 07:55に書いたブログ記事です。

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