和歌

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 昨日の万葉集の歌の続きです。中臣宅守(なかとみのやかもり)の愛人が彼にあてた和歌が昨日の歌でした。今日紹介する歌は、宅守がその歌に返したものです。

 ちりひぢの 数にもあらぬ 我ゆゑに 思ひわぶらむ 妹(いも)がかなしさ
 「多くのチリの数にもはいらない私のために、悲しんでいるお前がいとおしくてたまらない」

 う~、恋においても、今の日本人は、昔の日本人に負けていますね。もともとあった素晴らしいものをなくして行く国とはいったいどんな国なのでしょうか。教育の大切さが分かります。


 では、拙首です。

 力なき 者の行い 人のせい 力ある者は 自ら省みる

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このページは、宝徳 健が2009年11月23日 09:30に書いたブログ記事です。

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