どの本よりわかりやすい南総里見八犬伝

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 信乃の母親、手束が亡くなります。
 信乃は病む母のために、川に水を取りに行きますが、その甲斐もなくなくなります。手束は「十六歳まで髪をそり落とさず、櫛かんざしを挿して、袂の長い着物を着て、裏地に紅の布を用いて、女の子らしくしているように」と遺言を残して、四十三歳で亡くなりました。

 もともと足の不自由な番作は、最愛の妻を失ってから年々気力が衰え、五十にならないのに歯は抜け、頭は白くなり、病む日が多くなりました。こんな中でも、番作を慕う村人の好意でなんとか日々暮らしていけました。

 さて、番作の犬、予四郎は、十二という老犬になっても衰えず、ますます元気でした。妬み深い蟇六は、毎年とりかえ引き換え犬を飼いますが、どれもみな予四郎にかみ殺されてしまいます。蟇六は頭にきて、棒で殴ろうとしますが、予四郎はさっと飛びあがって逃げてしまいます。

 犬を諦めた蟇六は猫を飼うことにしました。さて、この猫の運命やいかに。つづく。

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このページは、宝徳 健が2009年12月 9日 06:17に書いたブログ記事です。

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