和歌

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 万葉集の大伴旅人の歌を紹介します。

 価(あたひ)なき 宝といふとも 一杯(ひとつき)の 濁れる酒に あにまさめやも
 値のつかない宝と言ったって、一杯の濁った酒に優るものはあろうか。酒以上のものなどない。

 三十歳ぐらいのときの私だったら同じことを・・・。でも、これも、教養のたまものなのですね。宝とは、法華経などの仏典に見える、「無価宝珠(むげほうじゅ)」のことなのです。まいった。


 では、拙首です。

 おじちゃんへ 高天原(たかまがはら)へ 行ったなら 母によろしく やっと会えるね

 12月8日に亡くなった、大好きな福岡の叔父への和歌です。母の兄です。とっても仲の良い兄弟でした。だめ、もう、涙が出てとまらない。弔電にも和歌を送りましたが、弔電をお願いしているとき、涙が出てとまりませんでした。NTTの人が困っていた。

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このページは、宝徳 健が2009年12月12日 00:26に書いたブログ記事です。

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